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ラサロ・カルデナス級航空巡洋艦
要目
全長232m
全幅49m
水線幅30.5m
喫水8.5m
排水量25500t(基準排水量)
34000t(満載排水量)
速力30ノット
乗員1350名
搭載兵装艦隊防空ミサイル用8連装リボルバー型VLS8基
個艦防空ミサイル用8連装リボルバー型VLS4基
23mm6砲身機関砲2基
対艦ミサイル用8連装リボルバーVLS2基
対潜ミサイル用8連装リボルバーVLS2基
324mm3連装魚雷発射管2基
搭載機数哨戒ヘリコプター11機
早期警戒ヘリコプター3機
(定数)
機関方式ギヤード・タービン方式
(重油専焼ボイラー6缶、タービン3基、150000馬力)

概要

ラサロ・カルデナス級航空巡洋艦は、第四インターナショナル連邦共和国人民解放軍海軍が運用していた航空巡洋艦(ヘリコプター巡洋艦)。計3隻が建造され、1990年代から2010年代まで、人民解放軍海軍の水上艦隊の中核を担い、対潜掃討部隊の旗艦として大西洋上などの外洋での対潜作戦に従事した。そのコンセプトはソビエト連邦で設計されたキエフ級航空巡洋艦をベースとしており、外観上にもその名残が見受けられるが、サイズ、武装、内部構造などあらゆる点でキエフ級とは全く異なっている。2023年に3番艦のフィデル・カストロが退役し、現在は3隻とも武装を撤去されたうえで記念艦として保存されている。

建造経緯

第四インターナショナル連邦共和国人民解放軍海軍が航空母艦の建造に意欲を示しはじめたのは1980年代のことである。その背景としては、ソビエト連邦に対する第四インターナショナル連邦共和国指導部の不信感の高まりがあった。当時のソビエト連邦のブレジネフ体制について、第四インターナショナル連邦共和国指導部はスターリン主義の再来として批判的に捉えていた。1968年のプラハの春に際しては、原子力技術の情報提供と引き換えにソ連の制限主権論を支持したものの、第四インターナショナル連邦共和国指導部のソビエト連邦に対する不信感は強まるばかりであった。そして、1979年のアフガニスタン侵攻は、アフガニスタン政府要人に対しソ連軍特殊部隊による斬首作戦が行われたこともあり、第四インターナショナル連邦共和国指導部のソ連への不信感を決定的なものとした。従来のアメリカとガルマニアの両方を仮想敵国とする外交方針はここにきて転換を迫られ、第四インターナショナル連邦共和国はアメリカとの融和を選んだ。こうした中で、ソ連海軍の外洋におけるプレゼンスを部分的に代替しうる限定的な外洋海軍の建設が志向されるに至った。

1980年代末、パナマのノリエガ反共軍事独裁政権に対する軍事作戦において、人民解放軍はアメリカ軍と共同でノリエガ政権を打倒した。この戦役を通じて人民解放軍海軍は、アメリカ軍の航空母艦や強襲揚陸艦が地域紛争への介入に極めて有効な戦力投射手段となっていることに注目した。以来人民解放軍は、紛争介入手段として本格的に航空母艦ないしは強襲揚陸艦を整備し、カリブ海沿岸地域、果ては中南大西洋におけるプレゼンス発揮に活用することを構想するようになった。さらに、ハイテク兵器が部分的に核兵器を代替しうるようになると考えられはじめた当時、非核戦力のみでガルマニア軍が第四インターナショナル連邦共和国を攻撃するシナリオが想定されるようになっていた。従来のNBC兵器の大量使用を前提とした短期決戦構想は見直しを迫られ、長期間の戦争継続に必要と考えられるソ連や世界各国とのシーレーンを潜水艦や攻撃機から防護可能な水上部隊の必要性が確信されるようになった。

敵の潜水艦と攻撃機に対抗する水上部隊として、人民解放軍海軍はソ連海軍の大型対潜艦部隊をモデルとしつつ、さまざまな戦闘環境を想定したオペレーションリサーチを実施した。当時の人民解放軍海軍が入手可能な対潜哨戒ヘリコプターには単独で潜水艦の捜索・追尾・攻撃を行えるものがなく、いずれも索敵機と攻撃機の2機で1チームを組んでハンター・キラー戦術を行うこととなっていた。そして、敵潜水艦を常時撃退するには、敵潜水艦の捜索・追尾・攻撃を実施できる対潜ヘリコプターチームを8個編成することが必要と想定された。加えて、敵潜水艦や攻撃機から発射されるシースキマー型の対艦ミサイルの脅威に対抗するには早期警戒ヘリコプターの活用が有効であると確認され、3機の早期警戒ヘリコプターを搭載し常時1機を艦隊上空に展開することが計画された。これらを合計し、艦隊全体で16機の哨戒ヘリコプターと3機の早期警戒ヘリコプターの計19機を装備することが決定された。そして、輪形陣を構成するバランスとソナーの探知距離から計算すると、外周に配置される対潜艦は5隻以上とするのが望ましいと考えられ、外周の5隻に1機ずつ哨戒ヘリコプターを搭載し、残る11機を艦隊中核のヘリコプター巡洋艦に搭載することが最良であるとの結論が出された。

また、オペレーションリサーチでは、対潜戦闘のみならず、対空戦闘についても研究が行われた。結果として、対潜作戦中で輪形陣を組んでいる状態であれば、艦隊外縁の対潜艦5隻が各32発の個艦防空ミサイルを装備し各自迎撃にあたりつつ、艦隊中枢の防空艦が計160発の艦隊防空ミサイルによりこれを援護することで、相当規模の対艦攻撃に抗堪することが可能であるとシミュレーションされた。これに基づき、外縁の対潜艦にはソビエト連邦製の3K95個艦防空ミサイル32発を、中枢の防空艦にはS-300F艦隊防空ミサイルを計160発搭載することが決定された。また、飽和攻撃を志向する敵の航空攻撃に対しては、単に多数の対空ミサイルを以て迎撃するのでは不十分で、同時にどれだけ多数の目標に対処できるかが重要であると考えられた。前述したオペレーションリサーチにおいては、中枢の防空艦の合計同時対処可能目標数が20目標以上であることが望ましいと判断された。S-300Fの3R41射撃管制レーダーは1基につき6発のミサイルを誘導することが可能とされており、1目標に2発で対処する通常の対空戦の想定であれば1基で同時3目標対処が可能とされていた。そこで、3R41を2基搭載する防空巡洋艦2隻を建造し、また船体サイズに余裕がある航空巡洋艦にも3R41を2基搭載することで、艦隊防空艦の同時対処可能目標数を18目標とすることが決定された。160発のミサイルの配分については、各防空巡洋艦には48セル、航空巡洋艦には64セルと決定された。

このようにして、強力なヘリコプター運用能力と艦隊防空能力を併せ持ち、さらに対潜部隊の旗艦機能も有する、まさに艦隊の中核艦と呼ぶべき戦闘艦が設計されることとなった。 1991年2月5日、1番艦(コードネーム:CPA-01)の建造が開始された。1993年には2番艦(コードネーム:CPA-02)、1995年には3番艦(コードネーム:CPA-03)の建造が開始された。1993年には1番艦の進水式が行われ、その艦名が「ラサロ・カルデナス」であると公表され、この航空巡洋艦はラサロ・カルデナス級と呼称されるようになった。1番艦ラサロ・カルデナスは1996年3月に海上公試を終えて海軍に引き渡されたが、各種の初期不良を解決する必要があり、実際の就役は12月まで遅れることとなった。

能力

装備

C4ISR・データリンクシステム
本級は、第四インターナショナル連邦共和国の近代的な戦闘艦艇の第一世代にあたる艦艇であり、第四インターナショナル連邦共和国の海軍艦艇として初めて、戦術情報処理装置(コンピュータ)を中核とする統合戦闘システムを備えた艦艇となっている。本級に搭載されていた戦術情報処理装置はSDC-90と呼ばれるもので、これはメインフレーム型と呼ばれる、大型のコンピュータによって集約的に各種情報を処理する形式を採用していた。艦橋には複数基の大型ワークステーションが搭載されており、これらはローカル・エリア・ネットワークを経由して各種センサーや武器システムを統合した機能別のサブシステムと連接され、これを管制することが可能となっていた。

艦隊の中枢艦として艦隊防空に参加することが求められた本級は、同時期に建造されていた防空巡洋艦と同程度の対空装備を備えており、長距離対空捜索レーダーとしてはRAB-91早期警戒レーダーシステムを搭載した。これはソビエト連邦のMR-800レーダーシステムのコピー品で、Lバンドを用いる三次元レーダーとUHFを用いる二次元レーダーのアンテナを回転式台座上で背中合わせに装備したレーダーシステムであり、最大で600km遠方から高高度の爆撃機を探知することが可能であった。これを補完する中距離以内での対空レーダーとしては、RAB-90対空捜索レーダーを装備した。これはソビエト連邦のMR-700三次元レーダーをコピーした上で独自改良したものであり、Sバンドを用いて標準的なレーダー反射面積の第4世代戦闘機であれば150〜200km以遠から、高度5mを飛翔するシースキマータイプの対艦ミサイルであれば30km以遠から探知することが可能で、同時追尾可能目標数は30目標以上であった。

一方、ソナーシステムとしては、艦底にSB-90ハル・ソナーを搭載した。これはソビエト連邦のMG-335ハル・ソナーのコピー品であり、周波数帯としては5キロヘルツ帯を使用した。アクティブモードで使用した場合の直接的な最大探知距離は10km程度で、近距離における潜水艦への警戒と短魚雷の射撃指揮に使用された。曳航式ソナーについては後日装備が予定されていたが、艦隊の他の構成艦が本級の外周を取り巻くように輪形陣を組み曳航式ソナーを展張する中で、本級が曳航式ソナーを装備することの戦術上の意義は薄いとされ、これにより改装が後回しにされた結果、結局一度も曳航式ソナーを装備することなく退役を迎えた。
航空機運用能力
対空兵装
対水上兵装
電子戦装備

設計

船体
機関

同型艦

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