架空国家を作ろう　第1.1世界線

1967年に誕生した。リグリットは四男で大公の地位に就く可能性は低かった。その為幼少期から大公としての教育ではなく平民として生きていく上で必要な教育を施された。学校も帝都ヴェスパニア?の国立ヴェスパニア第一学校?に通った。そのまま大学まで平穏に過ごしていたが継承権第一位だった次男が交通事故で死亡し、第二位の三男は芸術家になるために大公になる事を辞意したため当時24のリグリットに継承権が回ってきた（長男はリグリットの誕生前に病死している）。就職していた企業を退職し将来大公になるために急遽教育を受ける事となった。そして父親が死去し28のリグリットが大公に就任した。
ヴェスパニア大公国において大公の権限は強大である。その為、リグリットは自ら行える権力の範囲を絞り制限した。元々大公になる予定ではなかった彼は政治に関する能力などがなかった。自らが満足する政治を行えるまでは周囲の人々に一時的に権力を割り振った。
その後、進められてきた宗教的対立を無くす動きやきちんとした後世に伝えていく運動に大公として支持を表明し支援するなどをした。
2002年に起こったチェコスロバキアの内戦でも介入する事を決定した。
現在は大公の権力の一部を息子であり次期大公であるアルベルト・ロベス・ヴェスパニアに譲渡し、経験を積ませると同時に大公位を譲る準備を始めている。

第一大公妃のレイレと第二大公妃のカロリーナがおりそれぞれ子供が存在している。元々大学時代に出会ったカロリーナと婚約していたが大公になった事で貴族のレイレと政略結婚する事となった。一夫多妻制であったためカロリーナとも婚約を続行した。現在はカレン・リース・ヴェスパニア?を始め三人の子供がいる（レイレに男女で一人ずつ、カロリーナに男子が一人）。
アルベルト・ロベス・ヴェスパニアはレイレの子供であるが息子として愛情を注いでいた。カロリーナの息子は大公の地位に興味がなかったため家族間で後継者争いが問題ないになる事は無かった*1。

大学でも好成績を残すなど実力はあるものの政治に関する知識や経験は乏しかった*2。現在は経験こそついてきたが政治はお世辞にも優れた手腕を発揮しているとは言い難い。それでも現在まで大きな問題を起こすことなく無難に統治している事からも暗愚と言う訳ではないのが分かる。