架空国家を作ろうの1.1世界線です

世界歴史的文書保全機構(World Historical Sentence Protect Asociation/WHSPA)は、大神国の神居都に本拠をおく、大神国の法定国際公益社団法人である。

主に、国際的に貴重な書物を保全し、万一事故などによって消失した場合でもその内容が失われないように保全することが主な役割である。

神居、月美兎、キルナに書庫を構え原本をキルナに、複製を一冊ずつ神居と月美兎に保管している。

概要


世界歴史的文書保全機構(以下WHSPA)は、主に失われかけている文書を収集し永久に保管することを自らの使命としている。

代表的な収蔵品に大神国の国史を建国当初から記している「星詠官日記」や古事記の内容を日本に派遣されていた大神国の官吏が書き写した「複古事記」の原本、宇治大納言物語や宇治拾遺物語などの原本の一冊、夜走記*1の原本、マルコ・ポーロの「東方見聞録」の初版などが保管されており、現在総計3億7000万冊の資料を収蔵している。

本拠を大神国神居都文月通四条ノ五に構えており、書庫を冒頭に記述したとおり神居、月美兎、キルナに構えている。

源流は、紀元前1413年(星詠紀1569年)に書院(現皇立神居図書館)内に設置された「貴書院」であり*2、その後様々な変革を経て現在のような形に落ち着いている。

文書の管理体制


現在文書は、デジタルデータ化されるとともに二冊の複製本も製作されており、原本と合わせて三冊の同じ内容の本を別々の施設に保管している。

神居都内、月美兎の郊外の砂漠の真ん中、キルナのどこかに書庫があるとされ、いずれも詳細の場所は今になるまで明かされていない。

文書は地下200m~250mの書庫に保存されており、核兵器をはじめとしたあらゆる兵器の攻撃にも耐えられるように設計されているとされている。

書庫は七層構造となっており、その上に複製本のデータを保存するデータセンター、そのさらに上に機構職員が日常業務を行うオフィスがいずれも地下に存在する。

文書は、後述のWHSPA分類に基づいて保存されており最下層から貴重なもの順に保存されている。

温度は16℃、湿度45%で一定に保たれており使用されている材質によっては別に空調設備などを活用して最適な温度に保たれるようにされている。

また、神居にしろ月美兎にしろキルナにしろ、乾燥しており書庫が地下深くに作られているので万一電源装置が停止しても一定の温度や湿度に保たれるようになっている。

書庫内に至るまでに計20の防爆扉が設置されており防爆扉の開放にはIDカード、指紋、声紋、虹彩紋による三重の認証が必要となる他、各扉前に設置されている警備詰め所の警備官の承認が必要となっている。

施設自体はインターネットに接続されておらず施設へのハッキングなどは不可能となっている。

歴史


紀元前1413年の星詠官日記に、当時の天皇の命令で貴重な書物を保管するための「貴書院」を書院の中に置いたという記述がある*3

これが、大神国の希書収蔵部門の設立とされており、このころから大神国は国内外問わず様々な分野の文書を収集しだした。

また、紀元前1013年ごろの星詠官日記*4には、中蛮*5より東の島国の女王のことについて記されている書物を見たと言う記述があり、同時期の収集物に「中蛮東聞録」があることから、それを見たと思われている。

10~19世紀の間にはアジアの希書だけでなく、大神国の植民地から接収した図書や欧米の国々から購入した図書なども多く収集されており、第九の原版や東方見聞録の初版など貴重な図書が大量に収蔵されている。

19世紀〜20世紀頃には日本の近代化のさいに失われかけた日本の書物を大量に収集している。

現在は、ガル英紛争で失われる可能性がある英国の希書について収集を行っている。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

国際社会・各種データ

国際機関

軍事同盟

国際イベント

各国データ

宇宙

宇宙

人物

人物

その他

歴史・設定

歴史

メンバーのみ編集できます