ウルハン族は、
モンゴル族(族系)に由来を持つ遊牧民族である。比較的早い時期に都市定着をしはじめた
夜去族と異なって都市定着をし始めたのは20世紀後半代からである。
ウルハン族には、主に南方を移動する南ウルハーンと北方を移動する北ウルハーンに大分される。それぞれのウルハーン族は「ハーン(カーン)」と呼ばれる首長を置きさらにその下には居住地域によって細かい部族分けがされている。現在では1.8万人と非常に少ないが、65以上の部族分けがされている。
歴史上、ウルハーン族は現在の夜去大神国につながる夜去帝国と呼ばれる超大帝国を築き上げた。しかし、時代が経るに連れてウルハン族は徐々に夜去族と婚姻する形で都市定着して大幅に人数が減少した。最盛期には四方ウルハーンがいたにも関わらず、現在では北ウルハーンと南ウルハーンしか現存していない。