カタガルガン=マハルリカ社会主義連邦領において最古の人類は2万2000年前の旧石器時代の人々であるとされている。それを証明するようにパラワン島の洞窟から当時の頭蓋骨がいくつも発見されている事から少なくとも2万2000年前には人が住んでいたということになる。
100年頃には確認されている最古の王国である
タガログ王国が建国された。この王国を機に16世紀にスペイン人がやってくるまで様々な諸王国が乱立することとなった。
紀元300年ごろになるとマレー人などがやってきて当時の原住民と交わっていくことになったとされている。国内の少数民族はこういった経緯で誕生した原住民族との混血種の子孫である。
16世紀にスペイン人の植民地になって以来この国に独立した時期はなかったが第二次世界大戦後、東南アジア諸国とともに独立を果たすことになる。しかし、タガログ・ファシスト党は自分たちの政権を確立させるべく様々な準備を行ってきたが第二次世界大戦でファシズム国家が敗れ去ると彼らも支持を得られることはなくなっていた。それどころかフィリピン共和国ではファシスト党の存在を認めない法律の施行準備が始まり、党自体の存続が危ぶまれる結果となった。そこで、同じくファシズム体制国家である隣国の
大東亜国家社会主義国の力を借りることでクーデターを実行した。これによりフィリピン共和国は短い国家の歴史に幕を閉じることとなり、一党独裁を敷くカタガルガン=マハルリカ社会主義連邦が建国された。