『カール・マルクスが提唱したマルクス主義、そしてそれを発展させたウラージミル・レーニンが提唱したレーニン主義によって建設されたソビエト連邦は、結果として経済的にブルジョワ国家に劣ることが「ソビエト連邦」という壮大な実験の結果証明された。また、レーニン主義の後継者たるトロツキーが建設した第四インターナショナル連邦共和国でも、経済の停滞の徴候が見られ始めている。これらから、少なくとも旧来の「マルクス・レーニン主義」は経済的には失敗しているという「実験」の「結果」が得られた。「理論」とそれに基づく「実践」によって得られたこの結果に基づき、我々はマルクス・レーニン主義を発展させる必要がある。我々は今日ここに、「新社会主義」を建設する。』 (1976年第6回党大会「新しい社会主義に関する演説」より引用)