釜山はもともと港町として代々細々と存在していたが新羅の時代に「徐羅伐」「金城」という名前で首都として栄える事となった。しかし、それも新羅が存在しているまでの話であり、高麗にとって代わられると都としての地位を失って衰退する事となった。これは高麗から
李氏朝鮮に時代が移っても変わる事は無かったが再び発展を始めるのは16世紀末期からである。その距離の近さから日本による朝鮮出兵時には朝鮮半島の一大拠点となり、日本式の城や町が形成されることとなった。日本の撤退後もこれらの城や町を利用して釜山は貿易港として栄え始める事となった。