ある宗教団体を母体とする政党。1955年にその宗教団体文化部が統一地方選で53議席を獲得。56年には国政進出を果たした(参議院で3議席)。1961年、「
公明政治連盟」に改組し64年には「
公明党」となる。その後67年の総選挙で25議席を獲得するなど国会の第三党に躍り出、
日本社会党と共に
保守政友党?優位の55年体制に対抗した。1993年に55年体制が崩壊し新党連立政権が発足すると与党の一員として参加。その後社会党の影響力を削ぐために行われた統一会派「改新」に参加すると、党内で
大沢 一郎?新生党幹事長(当時)が提唱する非政友非社会合同新党への参加論が高まり、その後結成された
新進党?に合流。国政政党としての公明党はここで所属議員がゼロになったため消滅したが、地方議員単位では現在まで存続していた。2022年、新進党の合流した旧国民の党で2012年総選挙の際引退勧告をされた公明党の元国会議員である
浜四津 俊子?元参議院議員や
石井 啓一?元衆議院議員、斎藤鉄雄元衆議院議員などが改名の後再国政進出を目指す方針を発表。さらには無所属の参議院議員
山口 夏男?が入党し副代表に就任した。そして2023年の
第50回衆議院議員総選挙に
日本社会党や
民主党と選挙協力し参戦する方針を発表した。