概要
在伯アメリカ正義軍は、ベルリンに駐留するアメリカ正義国軍の部隊である。ヨーロッパコマンドを上位単位とし、規模こそ小さいものの在華アメリカ正義軍などと同格の権限を与えられている。ベルリン市警と在伯アメリカ正義軍は緊密な関係にあり、共同訓練などを頻繁に行っている。
在伯アメリカ正義軍総司令:チャン・イーモウ
陸軍中将の階級にある、中国系アメリカ人の男性。温和な人物で交渉ごとが得意であることから、現地治安維持機構との提携が欠かせない在伯アメリカ正義軍の総司令に選ばれた。諜報機関に勤めていた経験があり、圧倒的に規模の小さいベルリンを効果的に防衛するためにソフトパワーを重視する戦略を唱えている。
合意56号
ベルリン市警と在伯アメリカ正義軍の間で結ばれた合意の内、56番目のもの。内容は「敵対者の攻撃によってベルリン市警本部、もしくは在伯アメリカ正義軍司令部が壊滅した場合、司令部を失った方の組織の指揮系統は司令部が残存している方の組織と統合される」というもの。面積の小さいベルリンでは、敵対者に先制攻撃を許してしまうと一気に司令部まで攻撃されてしまう恐れがある。それを踏まえ行われた合意である。
この事態を想定し、在伯アメリカ正義軍は階級や部隊規模などをベルリン市警の組織構造に合わせている。そのため指揮系統の合一が行われても、速やかに対応が可能である。