大神国の要人の空路輸送の歴史は1941年から始まる。当時時の太政大臣桜宮都筑は、大西洋会議に出席するために大神国本土よりナイジェリアのラゴスまで神航廠12B司令部偵察輸送機により初の要人輸送が実施された。のちに桜宮太政大臣は「3時間もたつとシートの固さも相まって体全体がつかれてきた。途中で横になる機会はあったものの非常に疲れが取れなかった。このような航空機で毎日大神国防衛にあたってくれている航空士官諸君には感謝の言葉に尽きるというものだ」と語っている
*1。
しかし、これまで船で輸送していた要人を航空機で輸送できるというのはこれまで空白期間になっていた時間を短縮ができるということにつながるため秘書部の評判は良く、安全性も船で移動し敵の雷撃を受けるより安全だという警護部の意見もおおむね好評だった。本人は不評だったが秘書部と警護部の圧力に負ける形で最終的には秘書部より上奏を受けた