大神国天皇(Emperor of Yorusari Grate Gods Countory)は、大神国の唯一絶対なる元首であり、神国神道の主神である夜去ノ大神と夜去ノ狼尊の直系子孫である。
概説
大神国天皇は大神国における絶対的な元首である。神国神道の主神である夜去ノ大神と夜去ノ狼尊の直系子孫である。その源流はカムイ族の首長であった「星祀長」にたどることができ、このころから神格化された立場にあると思われる。
政治面では神国大憲法に定められるところの、大神国の絶対的な元首でありすべての神国臣民に権利を与え据えての政治体系を掌握し、軍事組織及び治安維持組織の最高統帥権を有しているとされる。
百瀬孝は、「神聖不可侵」とは、天皇の神格化のことではなく、不敬行為を許さぬこと、政治上の責任を負わないこと(天皇無答責)、一般に国法の適応(特に刑事上の責任)を負わないこと、皇位を廃することは不可能であることという4つの法律的内容を持つとし、神聖不可侵性は君主が持つ本来的な性格であり、神国特有のものではなく、国際法上元首には神聖不可侵性が現在でも保証さるべきものとされていると主張する。一方、新田均は「現人神」「唯一神」「唯一天皇」「総帝」「絶対至尊」といった類の呼称もされ、こうした天皇を全世界・全宇宙の頂点とする価値観は「八紘一宇」「天皇総帝論」「唯一の思想的原動力」「国家社会主義」「純なる神国的世界観」「夜去民族の宿志」「惟神(かんながら)的世界観」とのように呼称されていたと主張する。
天皇大権
天皇大権とは国家の絶対的で神聖な元首である大神国天皇に認められている権利である。大きく分けて「国務上の大権」と「神国神道上の大権」に二分されている。どちらも憲法において天皇以外が決して犯すことができない絶対的な天皇の権利であり、この執行を拒否することは「天皇を否定すること」とされ、これに逆らうと最高刑死刑である国家公安維持法と天皇大権によって罰せられるとされている。
皇位継承
皇位継承は天皇家の親族である皇族に籍を有する直系の男子若しくは女子に限って行われる。従って皇室に嫁ぎ皇室の婿養子となったものは、親王位は付与されるものの皇位継承権は付与されないとされている。
なお、天皇家断絶を防ぐため一部の高等貴族に天皇家の女子が養子若しくは嫁いでおり、断絶などの危機が迫った時はこの高等貴族の当主に「継世天皇」として天皇位に就くことが認められている
現在の皇位継承順は
第一位:秋ノ宮(男子、上皇春ノ宮第二子息)
第二位:ゆき(女子、天皇陛下第一皇女)
第三位:冬ノ宮(男子、天皇陛下第一皇子)
第四位:桜ノ宮(男子、法爾院第一皇子)
である。なお、このほかにも皇位継承順を持つ皇族は存在するが儀礼上第4位までは皇位継承順には計上されないことになっている。なお、現在を皇族籍を有するのは23名である。うち男子が12名で女子が11名である。なお、皇位継承順を有しない皇籍を有している皇族は男子に3名、女子に6名存在している。
皇位継承の要件
大神国は天皇が退位若しくは出家を望んだときと崩御したときに皇位継承を行うとしている。最近では2代前の水ノ宮天皇がすい臓がんを患い崩御したときと前代春ノ宮院が出家を望んだのでこの地位を息子に継承したときがもっとも最近の事例である。