農業法人は、法人形態によって事業としての農業を営む法人の総称である。農作業の請負や、農産加工などの農業付随事業を行う法人も含む。農業法人は、農業協同組合法に基づく「農事組合法人」と会社法に基づく株式会社などの会社形態をとる会社法人の二つに分けられる。
また、稲作・畑作・酪農など、経営に農地が必要であり、農地法
*2上の農地を所得する権利のある「農業生産法人」と養鶏・養豚など農地を必要としない「一般農業法人」に分けられている。近年は、政府により、農業経営の法人化が進められており、農業法人は増加傾向にある。