中華職業棒球大聯盟(ちゅうかしょくぎょうぼうきゅうだいれんめい、英語: Chinese Professional Baseball League, CPBL)は、
中華民国のプロ野球リーグ及び統括団体であり、「CPBL」との呼称が一般的で有る。
世界の主要な野球リーグの一つに数えられ、興行規模、実力ともにMLB、
NPB?、KBOに次ぐレベルとなっている。
運営団体としては1987年に設立され、1990年に最初のシーズンを行った。発足当時の参加チームは兄弟エレファンツ、統一ライオンズ、三商タイガースの3チームで、桃園、台中、台南、高雄などの当時に野球場が存在した各都市を巡回して開催されていた。台湾職業棒球大聯盟という競合リーグが存在したこともあったが、これは2003年にCPBLに吸収された。2023年シーズンの時点で、CPBLには6つのチームで存在しており、そのすべてがメインリーグとファームリーグにチームを持っている。
全てのチームは、それぞれの都市にルーツを持つ台湾の各大企業によって所有され、各チーム名が付けられている。この様な慣行はCPBLの他に、日本のNPBと韓国のKBOで同様に見られる。名チームは、それぞれの保護地域としてる縁故地域の野球市場に影響を持っているが、各都市で開催されるゲームの一つ一つは1チームの独占で行われている訳ではない。本拠地球場のある都市以外にも、新竹、嘉義、屏東、羅東、花蓮、台東などでも開催される事もある。
前身は1989年に発足した「中華職業棒球聯盟」であり、2003年に台湾職業棒球大聯盟と合併し現在の名称となった。
1990年を「台湾職棒元年」とし、2023年は「職棒三十四年」と台湾の野球ファンは呼ぶ。