朝鮮人民共和国において旅行をするという概念はあまり存在しない。というのも朝鮮中央委員会による教育のせいで国外=前人未到の地と考える者が多く存在している。近年では
カナダ王国や
ガルマニア大陸帝国との交流でそういうイメージも払しょくされていたが1950年代から1980年代までは国外渡航者が0という数字をたたき出している
*1。
このため、朝鮮神人が旅行をするという風習はないが代わり国外からの旅行客を受け入れる体制は比較的早期から確率されている。特にカナダ王国との国交樹立後は新たな友好国の観光客を招こうと躍起になっている節さえあるほどだ。
国内の旅行会社は独立した運営を行っているが特色として13道に1つしか存在出来ないようになっている。これは13の旅行会社がそれぞれ担当する道を専門的に調べ、PR出来るようにするためである。そのため各旅行会社は会社を超えた連携を多くとっている。その集大成とも言えるのが半島横断ツアーである。これは
釜山一等都市を出発点か終着点に定め半島を朝鮮海(日本海)ルートと黄海ルートに分かれて北上もしくは南下するというものである。横断ツアーである事から旅行会社同士の連携が不可欠であり、自分の担当地域の場合は徹底的なおもてなしをしつつ次に向かう場所の概要などを説明するなどしている。それなりの費用がかかるが各地のホテルの手配から観光地のリストアップまで旅行会社がおこなってくれるために自身で横断ツアーを行うよりも安上がりとなっている。