概要
1970年代大神国が保有していた戦略ミサイル原潜は1950年代から60年代に開発されたものばかりで、当時開発される原潜はもっぱら攻撃型原潜であった。新規戦略ミサイル原潜の開発も計画されていたが、その巨額の開発予算から兵部省本部も開発許可を出し渋っていた。それに対してソ連は神国に対する遅れを取り戻そうと新たにデルタ型を開発し射程約8,000kmのSS-N-8や射程約6,500kmのSS-N-18などを次々と開発していった。
これを受けてついに議会が新規SSBNの開発許可に踏み切り、椿型原潜の開発がはじまった。しかし開発が進められることになったもののなかなか順調には進まず、開発当初1番艦は1979年には引き渡される予定であったが結局1番艦が就役したのは1981年末だった。
任務
椿型の任務は、海中に潜み、大神国に対して核ミサイルが発射された場合、または発射される恐れがある場合に相手国に核ミサイルを発射することや大神国が臨戦態勢に陥った場合などに敵国近海からミサイルを発射することもその役目である。
そのため、出港後、待機する海域まで航行した後はひたすら海中に身を潜め、いつでも核ミサイルの発射が出来るように待機している。この1回の航海は大城型までは60日程度であったが、椿型は大型で居住性が若干改善されたため航海の期間も若干延び、70日から90日程度になった。
これら戦略ミサイル原潜がどの海域を待機海域にしているかは軍事機密であり、詳細は公表されていない。