李氏朝鮮の崩壊を受け、
朝鮮人民共和国が建国されたがこれを万民全てが受け入れたわけではなかった。李氏朝鮮のような国王や皇帝による統治を是とする者たちはこぞって反乱を起こしたが悉く鎮圧されていった。それを受けて政治の側面からかなえようと結成されたのが帝国党である。しかし、結成当初はあまり支持を得られず、大統領候補にすらなれなかった。それどころか当時からすでに
朝鮮中央委員会が存在し、政治の実権は彼らが握っていたために帝国党の夢をかなえる事は出来なかった。
しかし、それから半世紀近くが経過した2023年、
朝亜戦争後のクーデターで委員会は廃止され大統領に権力が委譲されることとなった。これを受けて帝国党は大統領になるべく動き出したがあえなく敗退する事となった。
しかし、軍人上がりで自身の党を持たない
キム・スンウ新大統領が帝国党に接近。彼らの公約の一部を実行する事を約束する代わりに帝国党を取り込む事に成功した。これにより帝国党はキム・スンウ率いる与党になる事となった。