BCI-12重歩兵戦闘車は、第四インターナショナル連邦共和国人民解放軍地上軍が運用している歩兵戦闘車。2011年に、
T-10主力戦車の派生型として開発・採用された。主力戦車の車体シャーシをベースに開発されているため、世界で最も防御力に優れた歩兵戦闘車の1つとされる。ユニットコストは2022年時点で1両当たりおよそ450万ドルと見積もられており、原型となったT-10主力戦車と同等で、従来の歩兵戦闘車よりもかなり高額である。第四インターナショナル連邦共和国人民解放軍地上軍は、全ての戦車旅団の装備をT-10主力戦車系列のシャーシを利用した車両で置き換えることを構想しており、将来の地上軍の戦車旅団は、T-15主力戦車を装備した重戦車大隊1個、T-10主力戦車を装備した戦車大隊2個、BCI-12重歩兵戦闘車を装備した装甲擲弾兵大隊1個から構成される予定である。