DAINコンセプトにおけるキルチェーンの例 (DAIN-1 ASMDキルチェーン) |
DAINコンセプトにおいては、脅威を探知するセンサーと脅威を撃破するシューターを高速データリンクで接続し、キルチェーンと呼ばれる複数のシステムから構成されるより複雑なシステム、いわゆるシステム・オブ・システムズを形成することが重要視されている。センサーとシューターの間に、通信を中継するためのノードが配置される場合もある。通常は艦隊内の各種アセットがセンサー、シューター、ノードの役割を果たすが、必要に応じて、データリンクを経由して他軍種のアセットとも連接することが可能で、他軍種のアセットが連接することでより複雑なキルチェーンが形成される。DAINコンセプトにおいては、DAIN-1、DAIN-2、DAIN-3の3種類のキルチェーンが構想されており、人民解放軍海軍はこれらのキルチェーンを完成させるために膨大な投資を継続している。