GBU27は、空力制御翼面を備えた尾部セクション、ストレーキ部、尾部内に収められたINS(慣性誘導システム)とGPS(グローバル・ポジショニング・システム)による誘導制御ユニットより誘導される。
GBU27は従来の誘導爆弾の欠点を解消するために開発された。従来の誘導爆弾はレーザーや赤外線画像により誘導されていたが、これらは地上の気象条件により運用が制約される欠点があった。そこで「投下後は外部からの誘導を必要とせずINSとGPSだけで目標地点に落下させること」が求められた結果、GBU27が開発された。 また派生型としてJDAMが存在する。これはINSとGPSに加えてレーザー照射による誘導機能が追加されており、より精密なピンポイント攻撃や移動目標への攻撃も可能である。