Ja/A 23Fはエール社により開発されたマルチロール機である。
初飛行は1950年代でありその頑丈さや整備の簡単さもあり現在まで幾多もの改修を受け使われ続けている。
この機体の特徴は前述の通り他に類を見ないほど構造が簡単で整備もしやすく脚周りも頑丈(燃料さえあればどうにかなる など言われることも)、そして非常に機動性が高いところである、
現在でもこの機体に運動性で勝てる戦闘機は限られており有視界戦闘では大きなアドバンテージとなる。
前身となる機体のJa/A 23Eはそんな当シリーズの集大成とも言える機体で、扱いやすさはそのままに
・全天候型のそこそこなレーダーを搭載
・チャフフレアディスペンサーの搭載
・エンジン出力も約100kNまで上がり全体的な性能の向上
など多数の進化を遂げている。
それに加えこのF型では中距離空対空ミサイル InMRAAM(Integrated Medium-Range Air-to-Air Missile、インムラーム)の運用能力も最低限ながら確保したが搭載しているレーダーの性能により多少制限がある。
多用途戦闘機