概要
KSH20ーYは、大神国陸軍海戦隊の対潜ヘリである。この航空機はKSH19ーYを基に神居航空産業が独自に開発した。大神国陸軍海戦隊の哨戒能力を大幅に拡大させた航空機である。今現在大神国海軍には35機配備されている。前代のKSH19−Yは対潜戦に特化しすぎており本来ヘリコプターにあるべきの汎用性に欠けていた。KSH19ーYの老朽化に伴う機体更新を機に開発を行った。この機の競合機としては、大神島航空工業のOSHシーシャークなどがあった。
機体開発
KSH19ーYに求められたのは、「汎用性の向上」、「人員物資等輸送能力の向上」であった。これらの実現のためほぼ新開発の勢いで開発が行われた。機体形状やエンジンやローターなども大きく変更された。またヘリコプターとしては世界初の「シーオルカー先進戦術情報処理、共有システム(SATPIPSS)」や、ヘリコプターとしてはSHー60Kに次いで二番目のSLAS(着艦支援誘導システム)も搭載された。
武装
KSH19ーYは23式短魚雷しか携行できなかったが、KSH20ーYでは加えてTM23魚雷とTM22魚雷、TMM122対潜爆雷、AGM-114M 、KTKー34型対地誘導弾、ASK23型対艦ミサイルと、警戒監視用として95式23ミリ機関砲を搭載することができる。
KSH19ーYが重量制限によって携行できなかったTM23魚雷によって、より高速・深深度潜航を行う現代の潜水艦を攻撃することができる。また、魚雷が機能を発揮できない浅い海域での攻撃には対潜爆雷を使用することができるなど、海上警備行動での威嚇や警告として有効な手段が増加した。
KSH19−YやKTKー34は敵の警備艇やミサイル艇といった小型艦艇等への対水上戦において使用する。機銃はこれらとの接近戦で使用する。