エンジンはドイツ製の
AiwReTec/E157ターボファンエンジン?の改良型であるE157‐YSが搭載されており、燃費や静粛性などが追加改良されたほか電子コントロールシステムに必要なプログラムの組み込みなど本機に搭載するための必要な改修がなされている。
タービンブレードであるE-157にはニッケル80%、チタン18%、ルテニウム2%で構成されており、コーティングも相まって高い耐熱性能を保持している。
エンジン始動と発電の両方を行うスタータジェネレータを採用し、従来ブリードエアとスタータタービンにより行っていたエンジン始動の電動化、エアコンや翼縁解氷装置などもブリードエアを使わず電気化する(エンジンナセル(エンジンポッド)の防氷については、他の機種同様にブリードエアを使用)などにより、エンジンコンプレッサからの抽気(ブリード)をほとんど廃止することで燃費向上を図ることができたとされる。