T-15主力戦車は、第四インターナショナル連邦共和国人民解放軍地上軍が運用している主力戦車。2014年に、
T-10主力戦車の改良型として開発・採用された。T-10主力戦車からの主な改良点は、主砲の換装によって攻撃力を増大させていることであり、諸外国の主力戦車に先駆けて135mmという大口径の主砲を採用、砲塔の大型化に合わせ車体も若干延長され装甲の強化も受けている。ユニットコストは2022年時点で1両当たりおよそ600万ドルと見積もられており、これは原型となったT-10主力戦車と比較して、約50%以上も高価である。第四インターナショナル連邦共和国人民解放軍地上軍は、全ての戦車旅団の装備をT-10主力戦車系列のシャーシを利用した車両で置き換えることを構想しており、将来の地上軍の戦車旅団は、T-15主力戦車を装備した重戦車大隊1個、T-10主力戦車を装備した戦車大隊2個、BCI-12重歩兵戦闘車を装備した装甲擲弾兵大隊1個から構成される予定である。最終的な調達予定数は700両前後とされている。