2039年、世界は拝マルクス主義陣営と反ユダヤ人陣営によって二分されていた。当時の人達はこれを新冷戦と呼んでいた。
新冷戦は冷戦とは比べ物にならない程に危険で、世界はいつ核戦争が始まってもおかしくない程に緊張していた。
この様な情勢下で
ドイツ全体社会主義共和国陸軍は、親マルクス主義陣営の将校により核弾頭3発が盗まれたというプロパガンダを繰り広げる。
DIG2(Deutscher Informationsdienst geheimdienstabteilung 2)のスティーン・ケラー課長はこれによりSIα(Spezielles Informationsteam α)を
ドイツ全体社会主義共和国陸軍に派遣し真実を掴もうと画策していた。