架空国家を作ろう　第1.1世界線

カナダ王国の国会は上院200名と下院500名の二院制を採用している。また上記の人数のうち1人は上(下)院議長が存在していることとなっている。
また上院の議員、下院の議員にはそれぞれ別に任期が設定されており任期を迎えた際国民による選挙でまた議員が選び直される。この選挙は国民の声を反映するために行われているため不正行為などあってはならない。選挙時は警察機関をフル稼働させて不正行為が行えないようになっている。

カナダ王国国会の最大の特徴は｢懲役刑以上の刑が下るような事件を起こした際は例外なく自動的にその議員は解職処分となる｣というところだ、これは懲役刑以上の刑が下ると確定した瞬間から行われると法律に定められている。そのため交通事故を起こしただけで解職になる議員が相次いでいる。しかし罰金刑のみなど懲役刑にならなければ解職になることはない

我がカナダ王国では上院下院合わせて700人の議員がいるが選挙時一時的に議員の数が０にならないよう上院と下院では別々の選挙期間が設けられている
それは以下の通りである
上院⇒4年
下院⇒3年
また12年おきに期間がダブるとこれもまた議員の数が0になるため上院では2年ごとに半分ずつ入れ替える方式を取っている

また下院では国民の意見をすぐ反映できるように国民の不信任が一定数集まるとその議員を解職できる仕組みがあり、また国民の意見によっては下院が解散、すぐ選挙という流れが行えるようになっている。しかし上院はそういう仕組みがなくまた国民もその制度の追加をまだ望んではいないため近いうちには実装されないだろう

上院では下院が行き過ぎたことをした際のストップを掛ける仕事を主に任せれているが一応上院国会会議も存在している、そしてその様子は普通に国会中継で見ることが可能である。たまに居眠りをした議員がトップニュースに載るという噂もあるようだが…

国会では党員全員の集めた合計の票に応じて相対的に判断されその党に対して議席が割り振られるという仕組みを取っている。その為国民が今求めているものがすぐに手に入るという状況がつい最近まで続いていたが最近は若者の投票離れが加速し始め投票に行く層が得する政策を行うという姑息な手を使う党も現れてるらしい。しかしそういった党に票が集まる事は案外ないとの事、これは国民性が影響しているのかもしれない
またカナダ王国では多党制を採用しており様々な党が存在している、その数は10以上に登るらしい。
まともな党からネタに走って投票率を上げてる党まで形もそれぞれでありネタに走りつつも政策をしっかり行う党は若者〜中年層にとても人気なそうな、それはさておき最近の党は1つの面白味がないとその党への支持率が若干下がるというのが最近の一般常識となっている。
また党ぐるみでの賄賂が発覚した場合は即座に党への解散命令が出る

国会議員が罪や不祥事を起こした際にはカナダ王国政府から直々に処分、処罰が決定され、対象の議員にその処罰が科されるとしっかり定められている、カナダ王国は犯罪行為を頑固として認めないのだ

処罰は以下の通りである
･政府からの注意
･国会での陳謝
･一定期間の議会出禁
･除名、解職処分

これはカナダ王国の議員処罰における最も軽度な処罰である。注意は手紙で行われ注意処分が下ったという封筒がその対象議員の家に政府直々に郵送を行う
またその封筒の中には確認書というものが入っておりその確認書の役割というのは注意の内容をしっかり理解したか、今後同じことを行わないと誓うか、のふたつを確認するために存在している。