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概要

機動歩兵は、第四インターナショナル連邦共和国地上軍の兵科の1つで、諸外国の機械化歩兵に相当する。完全に機械化されており、歩兵戦闘車ないしは装甲兵員輸送車に搭乗して作戦行動を行う。同地上軍には機動歩兵と装甲擲弾兵の2種類の機械化歩兵部隊が存在しているが、装甲擲弾兵は装軌式の装甲兵員輸送車ないしは歩兵戦闘車に搭乗し、戦車部隊に随伴して戦闘を行うのに対し、機動歩兵は装輪式の装甲兵員輸送車ないしは歩兵戦闘車に搭乗して戦闘を行う。このため、同地上軍では、装甲擲弾兵旅団は戦車旅団と同様の「機動打撃部隊」に指定されているのに対し、機動歩兵旅団は空中強襲旅団と同様の「即応対処部隊」に指定されている。

機動歩兵旅団

機動歩兵大隊

各機動歩兵大隊は、大隊本部、1個の機動突撃砲中隊、3個の機動歩兵中隊、1個の火力中隊、1個の支援保障中隊から構成されている。

大隊本部

機動歩兵大隊の大隊本部は、大隊全体を統率する指揮統制班の他、衛生小隊、炊事小隊、偵察小隊、狙撃小隊、防空小隊から構成されている。
指揮統制班
指揮統制班は大隊本部において大隊の指揮統制を行う。通常、複数両の装甲指揮車を装備しており、通常の装甲兵員輸送車や歩兵戦闘車よりも優れた通信機材を搭載して部隊の統率と上級部隊との連絡を行う。
衛生小隊
衛生小隊は大隊本部隷下にて負傷兵を救護する。通常、複数両の装甲救急車を装備しており、前線から連絡を受けて負傷兵の元に急行し、迅速に後送し手当をする。
炊事小隊
炊事小隊は大隊本部隷下にて食事の調理を行う。通常、複数両の装甲調理車を装備しており、前線においても温食を提供し、将兵の士気を鼓舞する責任を負う。
偵察小隊
偵察小隊は大隊本部隷下にて隠密偵察・情報収集を行う。通常、複数両の4輪全地形対応車、複数台の電動バイク、複数機の固定翼UAV、その他偵察機材を装備し、適切な指揮統制のための正確な情報収集を行う。
狙撃小隊
狙撃小隊は大隊本部直属の狙撃兵部隊で、偵察兵としての役割も兼ねている。敵中に浸透して情報を収集すると共に、将校に対する狙撃などの攪乱工作も担当する。
防空小隊
防空小隊は大隊本部直轄の防空部隊で、通常、4両の自走式近距離地対空ミサイルシステムを装備している。主に敵の無人機やヘリコプターに対処する。

機動突撃砲中隊

機動突撃砲中隊は、中隊長車と3個の機動突撃砲小隊から構成されている。各機動突撃砲小隊は4両の機動突撃砲を装備する。機動突撃砲は115mm滑腔砲を装備しており、高い直射火力を活かして、敵の装甲車両やトーチカなどと交戦し、これを破壊することで、機動歩兵中隊の前進を支援する任務を帯びている。

機動歩兵中隊

各機動歩兵中隊は、中隊本部、3個の機動歩兵小隊、1個の火力小隊から構成されている。
中隊本部
機動歩兵中隊の中隊本部には、2両の装甲指揮車、2両の4輪全地形対応車、2両の5t級トラックなどが配備されている。
機動歩兵小隊
各機動歩兵小隊は、3個の歩兵分隊と1個の狙撃分隊から構成される。歩兵分隊は分隊長1名、選抜狙撃手1名、機関銃手1名、擲弾手1名、小銃手3名の計7名から構成されている。狙撃分隊は狙撃手3名と観測手3名から構成され、通常狙撃手1名と観測手1名からなる狙撃班3つに分かれる。それぞれの分隊は1両の装甲兵員輸送車または歩兵戦闘車に搭乗しており、車両のクルーを合わせると1個小隊の人員定数は45人となる。
火力小隊
火力小隊は、迫撃砲分隊、自動擲弾銃分隊、戦車駆逐分隊、防空分隊から構成されている。迫撃砲分隊は82mm迫撃砲を装備する3名の射撃班4つ、自動擲弾銃分隊は40mm自動擲弾銃を装備する3名の射撃班4つを、戦車駆逐分隊は携行式対戦車ミサイルを運用する2名の射撃班6つ、防空分隊は携行式地対空ミサイルを装備する2名の射撃班6つからそれぞれ構成されている。火力小隊の人員は、4輪の全地形対応車4両に分乗する。

火力中隊

火力中隊は、中隊本部、4個の重迫撃砲小隊、戦車駆逐小隊、観測小隊から構成されている。
中隊本部
火力中隊の中隊本部には、2両の装甲指揮車、4両の5t級トラックなどが配備されている。装甲指揮車は火力戦闘指揮システムを運用し、前線からの支援要請に迅速に応える。5t級トラックは、各小隊に必要な数の迫撃砲弾などを輸送する。
重迫撃砲小隊
各重迫撃砲小隊は、自走120mm重迫撃砲が3門ずつ配備されている。120mm迫撃砲は機動歩兵科の装備する砲迫の中で最も威力に優れており、旧来の軽榴弾砲に匹敵する射程とそれを上回る炸薬量・発射速度を有し、強烈な破壊力によって機動歩兵中隊の突撃を支援する。
戦車駆逐小隊
戦車駆逐小隊には、4両の自走対戦車ミサイルが装備されている。自走対戦車ミサイルは1両につき8発、射程10km級の大型対戦車ミサイルを装備しており、敵の戦車を安全な後方からアウトレンジ攻撃してその脅威を排除する。
観測小隊
観測小隊は、複数両の装甲観測車と複数機の回転翼無人機を装備しており、中隊本部の指示に基づき、120mm重迫撃砲の弾着を観測、火力を誘導する。

支援保障中隊

工兵小隊
工兵小隊は、複数両の装甲工兵車や装甲架橋車や装甲地雷処理車を装備しており、中隊の前進の障害となる地形や野戦築城を破壊し、地雷原を啓開し、作戦の円滑な遂行を支援する責任を負う。
整備小隊
整備小隊は、複数両の装甲回収車を装備しており、故障した車両をけん引して改修し、整備を行う。
通信小隊
通信小隊は、野戦電話のケーブルの敷設や、各種データリンクシステムを運用するために必要な通信車両の展開を行う。

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