架空国家を作ろうの1.1世界線です


概要


国家保安省は、ドイツ全体社会主義共和国の秘密警察・情報機関で有る。愛称はStaatssicherheitの短縮語に由来するシュタージ(Stasi)、略号はMfSで一時期はゲシュタポやKGBをも凌ぐ規模を持っており監視社会を築いたり対外諜報を行ったりしたが現在はそのような事は行なっていない。

組織

第1偵察総局

KGBの第1総局に相当する部門。対外諜報を行う局で主に西ドイツの偵察を行う部門だったが現在は西ドイツへの諜報は行っていない。

第2偵察総局

ドイツ国防省やその傘下の各共和国軍、連邦警察等の監視を行う部門。

第3偵察総局

防諜を担当する部門

第4偵察局

シギントを利用した通信傍受等を行う部門。

第5偵察局

別名はフェリックス・ジェルジンスキー衛兵連隊。シュタージで唯一戦闘を目的とした部門でベルリンに駐屯している。

第6総務局

人事局

国家保安省内の人事を担当する部門。

会計局

予算の管理や分配、給料の支払い等を担当する部門。

有名なエピソード

国内

  • 東ドイツ崩壊時にシュタージが集めた反体制分子の詳細な個人情報のファイルが本人や家族に限り閲覧が出来る様になりそれを見た本人が実は友人や家族により監視されていた事を知り人間不信にさせた。
  • 「ベルリンの壁を越えて西側へ亡命を図る者は、子供でも躊躇せず銃撃を加えること」という命令を守ろうとしてベルリンの壁に近づいた国民を殺害した。その数は3000を超えるとも言われている。
  • 監視対象者を逮捕・殺害する時に暴れる事を防ぐ為に人間的弱点(アルコールやタバコ等への依存症、性的趣向)を匿名の手紙で監視対象者を弱体化させる戦法を取り始める。

対西ドイツ

  • 西ドイツ連邦憲法擁護庁の長官代行オットー・ヨーン博士やBfV防諜局長ハンス・ティートゲと言った西ドイツの要人を東ドイツに亡命させる。
  • 首相官房で諜報員(ギュンターとクリステル)を働かせる事により西ドイツの動向を監視する。尚、監視中にBfVはギョームを諜報員と疑い一時監視下に置かれるも逮捕はされないと言う事があった。最終的にギョームは逮捕されている。

統一後

  • 第6局がユダヤ人の団体に偽装してテロを行い政府に反抗的だった人間を逮捕する。

人員数

シュタージの正規の職員の数は、1953年6月時点で4000人、1953年11月時点で9000人、1975年には5万9458人と順次増員されており現在では18万人程と言われている。

歴史

シュタージは1947年8月16日に東ドイツのソ連占領当局が第5委員部として創設された。
1950年には国家保安省となり1953年に内務省に受属する庁という扱いになる。
その後1955年に省の扱いに戻り1957年にKGBと同様の軍隊式の階級制度と制服が導入される。
1989年にベルリンの壁が崩壊し国家保安局(SSD)となるが1994年には国家保安省に戻る。

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