架空国家を作ろうの1.1世界線です

ニコロ・オーバーラインは、アメリカ正義国の科学者少女である。まだ年若いが、卓越した頭脳と明晰な判断力を有する彼女は、アメリカ王から絶大な信頼を寄せられている。彼女にとって、もっとも重要なのは科学であった。そして科学とは、彼女のすべてだった。

経歴

天文学者の父のもとワシントンに生まれ、幼少期をアメリカですごす。その後、父とともにインドへ渡り、16歳で同国科学アカデミーに入会し、天体観測に携わるようになる。17歳のとき、父と死別。18歳で単身インドを離れ、アメリカに帰還する。
21歳を迎えた今年、彼女がもっとも興味を抱いているテーマは、太陽系の外にある未知なる世界についてである。その知識欲を満たすためなら、彼女はいかなる危険も冒すことだろう。

性格

探究心が強く、常に冷静沈着。何事にも動じない度胸の持ち主だが、それはあくまでも科学者としての自負心に支えられている。他人におだてられればすぐに調子に乗る一面もある。
普通の少女らしく恋をしたり、おしゃれを楽しんだりすることはほとんどない。また、人並み外れた好奇心の強さや、研究に対するひたむきさのため、しばしば周囲から奇異の目で見られることもある。
とはいえ、そうした孤独感や疎外感さえも、彼女自身にとっては喜びのひとつなのかもしれない。

発明

これまでにさまざまなものを発明した実績を持つ。代表的なのは、木星探査機ジュピター2号(木星周辺軌道)への酸素ボンベの設置だ。この装置のおかげで、木星大気の中で酸素呼吸が可能になった。ほかにも、金星探査機ビーナス5号の打ち上げや、宇宙ステーションの建造などを手がけている。
また彼女は自身の宇宙船として、全長3メートルほどの小型艇を建造している。これは、彼女が木星までの往復飛行を試みた際に使ったもので、地球からの通信機能を備えていた。

人間関係

友達は多くないが、アメリカ正義国に住む友人たちからは慕われている。また、同じ科学研究を志す仲間からも一目置かれる存在であり、特に天文学については専門家たちの間で高い評価を得ていた。
一方で、彼女の天才的な能力を恐れる人々も少なくない。例えば、アメリカ大統領の信任厚い人物にして、占星術師でもあるハラレシュ・バフティヤール博士などである。彼は、アメリカにおける彼女の研究活動を妨害するために暗躍した。その結果、彼女は一時的に国外へと追放されてしまったのだ。

家族

父の名はファナク。アメリカ正義国を代表する天文学者で、現在は故人となっている。
母の名はエミルダ。同じく故人となっており、彼女の葬儀には多くの参列者が集まったという。
妹の名前はシャリテ。現在はアメリカ大学に通う学生である。

身分

アメリカ科学院航空宇宙学会の会員の一人で、4人しかいない上級会員の1人。また、惑星探査計画のために組織された宇宙局の責任者でもある。

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