始め、世界は空色と土色の泡の様な物以外何も有りませんでした。
長い時間が立ち、空色の泡が固まり空が、土色の泡が固まり地面がが出来ました。その時、世界最初の神ノムルスが現れました。
ノムルスは土色と空色に挟まれたただ平面な空間に不満を持ち、地面を掘ってそこに空を下ろし海を、掘った土で山を作りました。
ですが、それだけでは満足せず沢山の生物を作り始めました。
ノムルスは魂が暮らす空色の世界の
天界、土色と空色の平面に囲まれた肉体が住む
人世、土色に囲まれた死者が住まう世界
死世にそれぞれ100ずつ生物を作りそれぞれの世界の代表として人天、中人、人楽を作りました。
時間が経つと人天は空を飛べる天使に、中人は2足で歩ける人類に、人楽は瞬間移動を行い移動する亜麻族というそれぞれ環境に適した姿に進化して行きました。
中人が人類になってから数億年程経つと人類は、自由に空を飛び、海を渡る事の出来るとても高い技術を持った生物に進化しました。
そして当時の人類の王、ヤムミーモフは『我ら人類の有する力は当世の如何なる生物は勿論、天界や死世に負ける事は無い。』と言い、国中に天界との戦争の準備をするよう指示しました。
人類が天界を攻撃したその途端にヤムミーモフは戦争に参加した人類と共に雷に当たって死んでしまいました。
ですが、それはツロンシュの大災罰の始まりに過ぎませんでした。雷を伴った雨が3日3晩続きました。その後、太陽が無くなり雨も降らなり人世は生物が生きにくい世界になってしまいました。
人世の1番端に有る小さな家がありました。その家には、1人の若い青年、マミシィ・ロメイルが暮らしていました。マミシィは罠を仕掛けては動物を捕まえて焼き、食べる事で飢えを凌いでいました。
ある時、仕掛けた罠を見に行くとそこには痩せた1匹の狐が捕まっていました。マミシィは「まだ小さいのに食べてしまうのは可哀想だ。このまま逃がすのは、この娘に辛い思いをさせてしまうかもしれないが殺してしまうよりはマシだろう。」と僅かな餌をやり逃してあげました。
その小狐は、度々マミシィの所に餌を貰いにしました。
マミシィはその小狐をアマモと名付け可愛がりました。
そんな生活も3年、世界の端から順番に食料が無くなっていきました。
マミシィの住む世界の端はマミシィとアマモ以外に住む者がいなくなりとうとうマミシィも飢えで倒れました。
アマモは
この部分はフリメア神話が書かれた本で黒塗りにされておりその上から白い文字で「人が知るべきではない」と書かれている。この黒塗りにされた部分は4ページに及ぶ。となりノムルスが神と認めました。
そして天界を犠牲に雨が降り人世は元の美しさを取り戻しました。
ノムルスは無くなった天界に住んでいた者達を人世と死世に半分ずつ住まわせました。
そして死世を
自らの願いが他人に影響を与えない範囲で叶う世界とした。
死世は現世で苦しんだ死者が苦しむ世界では無くなったのである。
2章のページは破られていて読めない。
この本は私が神父から聞いた話を書き記した物で有る。しかし、ここでは私の自らの夢で見た文字列を書かせて欲しい。
rairo rus gadtio.
is ita nhs winol ita rairo hks tekllu femi omlleio.
rukt rairo ita yvde.
yvde rus tivn winol ize ■■■.
■■ ita nhs terd omlltai.
■■■■■■■■■■■。
?? ??? ??
私が見た文字列はこうだ。
解読してみようにも私では分からない。
だが私でも出来る事はある。例えばよく出る単語を見つけるとかだ。
rusとita、winol、これらは我々で言う接続詞の「〜が〜」や「〜で〜」に当たるのではないだろうか?
私は80代の老人。この年からでは何も分からないだろう。
子孫達に解読を託す。
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