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(水中から発射されるИгла-C2型。)

概要

Иглаは第四連邦軍が運用している巡航ミサイル。

能力

Иглаは1991年に開発が開始された。従来のКопье巡航ミサイルを代替するミサイルとして開発が開始されたこのミサイルには、「1.亜音速による低空飛行で3000kmの射程距離」「2.航空機、水上艦、潜水艦から発射可能」「3.対地・対艦能力」「4.Копьеよりも高いステルス性」が要求された。これに基づき開発されたИглаは2002年に試験を完了し、配備が開始された。

Иглаには対艦モデルと対地モデルが存在している。

発射されたИглаは、事前に入力されたレーダー地図と経路を基に、電波で地形を照合しつつ、地表または海面付近を衛星航法と慣性航法で飛行する。経路には中継点を設定することが可能である。また、双方向データリンク装置により、発射後に入力した経路を修正することも可能である。また、従来よりも高精度な慣性誘導装置を備えている他、衛星測位システムのECCM能力も強化されている。

対艦モデルでは、海面高度10m付近を推定される目標位置まで飛翔した後、ミサイル本体に取り付けられたアクティブレーダーシーカーを起動する。アクティブレーダーシーカーによって敵艦との距離が25km以下となったことを探知すると、先端部のシーカーが起動される。これはパッシブレーダーシーカーと赤外線画像シーカーを組み合わせた複合シーカーである。そして、ロックオンと同時に、ミサイル本体は先端部をパージする。パージされた先端部はロケットモーターでマッハ3まで瞬間的に加速し、目標に接近する。ロケットモーターのノズルは、正面から赤外線探知されることを避けるような形状となっている。先端部の質量はおよそ400kgで、弾頭重量は100kgとされている。

対地モデルでは、目標位置周辺まで飛翔した後、画像スキャンによって地上をスキャンし、事前に入力された衛星写真などと照合しながら攻撃する。これによって半数必中径5mという数字を達成している。また、衛星通信を利用し、画像シーカーの映像を発射母機に送信することもでき、これによって損害評価が行える。弾頭としては、成形炸薬弾、多目的榴弾、サーモバリック弾、クラスター弾などが存在する。また、軟目標を攻撃するのか硬目標を攻撃するのかに応じて、着発と同時に弾頭の信管を作動させるのか、電波高度計によって所定の高度で信管を作動させるのかを選択可能である。成形炸薬弾による攻撃の場合は、着発と同時に信管を作動させるが、多目的榴弾やサーモバリック弾やクラスター弾を用いる場合はそれぞれ弾頭の種類に合わせた高度で信管を作動させる。例えば、クラスター弾の場合、高度1kmで弾頭を炸裂させ、対人/対軽装甲子弾約1000個を投射して広範囲の敵を殺傷することができる。

どちらも、ステルス性を意識した形状となっており、さらにレーダー波吸収性の塗料を使用することで、レーダーに極めて映りにくいミサイルとなっている。

バリエーションとしては、航空機発射型のA型系列、水上艦発射型のB型系列、潜水艦発射型のC型系列がある。A型には、対艦型のA1型、対地型のA2型、戦略爆撃機向けの対地型のA3型がある。B型には、対艦型のB1型、対地型のB2型がある。C型には対艦型のC1型、対地型のC2型がある。発射重量と射程は以下のとおりである。

型式発射重量射程
A1型1800kg1600km
A2型1600kg2700km
A3型1500kg3000km
B1型2400kg1600km
B2型2000kg3000km
C1型2500kg1600km
C2型2100kg3000km

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