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概要

Мачетеは第四連邦軍が運用している短距離弾道ミサイル。正確にはこの名称は、ミサイル本体と、付随するシステム全体、「戦術任務ミサイル複合体」を指すものとされている。

能力

Мачете-A

Мачете-Aでは、従来の短距離弾道ミサイルよりも即応性が求められた。当時の第四連邦の主力短距離弾道ミサイルはどれも液体燃料を使用するものばかりで、戦術用途で用いるには燃料の取扱いの難しさの点で問題があった。Мачете-Aではこれを改良すべく、固体燃料ロケットを採用した。このため、従来では展開から発射まで1時間近くかかっていた発射準備が、僅か5分で行えるようになった。
Мачете-Aシステムでは、搭載する車両も見直された。従来のミサイル輸送車両では、車外に出て複数の作業を行う必要があり、NBC汚染環境下で発射することは困難だった。Мачете-Aの搭載車両は通信機器、航法システム、照準システムを全て車内から操作可能で、車外から採り入れる空気を汚染除去フィルターに通して車内に供給、さらに車内を加圧して外気の侵入を防ぐNBC防護システムを備えた。
ミサイルの射程はおよそ500kmである。誘導時には、従来の慣性航法装置での飛行を、偵察衛星の画像と自身の内蔵する赤外線カメラで地表を照合して修正することで、半数必中界を150m程度にまで向上させていた。弾頭としては750kg高性能爆薬弾頭、2500個の対人/対装甲用クラスター弾、50kt核弾頭、その他各種化学・生物兵器の搭載が可能だった。

Мачете-B

Мачете-Bでは、Мачете-Aよりもさらに精度を向上させ、より戦術用途で柔軟に運用できるように改良が施されている。
終末誘導にはレーダー画像照合を採用、搭載するシーカーによって、事前に入力された地形と照合することで、半数必中界を20mとし、その命中精度を大幅に高めている。さらに、早期警戒管制機とのデータリンクによって、発射後に目標地点の座標を変更することが可能になっている。
弾頭のバリエーションはさらに増加している。巡航ミサイルほどの精密攻撃は不可能ではあるものの、比較的高精度での攻撃が可能になったため、戦術用途用の弾頭のバリエーションが追加されている。具体的には、焼夷弾頭、サーモバリック弾頭、滑走路破壊用クラスター弾頭などが追加されている。特に強力なのが滑走路破壊用クラスター弾頭で、空中で切り離された4つの弾頭は、そのままロケットブースターに点火し、さらに下方へと加速する。その結果、弾頭は滑走路下の地中に突き刺さった時点で爆発することとなり、より広範囲が破壊される。さらに弾頭はタンデム式となっていて、第二弾頭は第一弾頭の起爆後1秒後に起爆され、第一弾頭の作り出したクレーターを中心とする、クレーターよりもさらに広い範囲を爆風で持ち上げる。これにより、滑走路表面に30~50cmの凹凸を生成し、航空機の使用を不可能にする。

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