架空国家を作ろうの1.1世界線です



概要

Медведьは第四連邦軍が運用していた中距離弾道ミサイル。旧式化したСкорпионを更新するため開発された。

能力

Медведь-A

1976年に開発されたこの弾道ミサイルは米国の新型準中距離弾道ミサイル「パーシング」に対抗するために開発された。Медведь-Aは、1970年代初頭に策定された「最終戦争」計画に基づき、米国本土のあらゆる拠点に対して核弾頭を輸送してこれを破壊することを目的としていた。米国と第四連邦は当時(そして今も)熾烈な陸軍力の拡張競争を行っていた。米国と第四連邦の国力差は著しく、米国は第四連邦の数倍の海上戦力を保持しながら、ほぼ同等以上の地上戦力を有していた。そこで第四連邦では、核ミサイルを従来の戦略目的での都市の破壊から、敵のチョークポイントを広域に渡ってピンポイントで破壊可能な兵器として運用することで、この不利を補おうとした。
Медведь-Aは5500kmの射程を有している。中間誘導には、アナログコンピュータの自動操縦装置と、慣性誘導を、終末誘導には、電波地形照合を利用する。終末誘導時に、搭載するレーダーシーカーから得られた情報と、事前に入力された目標周辺の地形情報とを照合することで、その半数必中界を50m程に低減、当時の中距離弾道ミサイルとしては非常に高精度な部類である。ミサイルの生存性を高めるため、ミサイルはサイロに搭載される。エンジンは2段式で、固体燃料を使用するために発射準備は5分とかからずに完了する。
Медведь-Aはコールドローンチ方式を採用したことで、発射後のサイロを速やかに再使用することができる。十分に機密性を確保できるミサイルサイロの設置場所は限られるため、サイロの再使用が可能になったことには大きな意義があるといえる。通常は6連奏リボルバーにミサイルが搭載され、次々と発射される仕組みとなっている。
弾頭としては通常、出力1Mtの核弾頭を使用する。このほか、敵のミサイルサイロを破壊することを目的とした地殻貫通用の核弾頭を搭載することも可能である。

Медведь-B

1983年に開発された改良型。射程が6400kmに増強されていることが大きな特徴で、第四連邦は中距離弾道ミサイルとしてはいるものの、ICBMに比肩するような能力を持ち合わせている。
より広範囲を破壊する必要がある場合などに対応するため、MIRV弾頭に対応している。Медведь-Bは3基の200kt核弾頭を弾頭に搭載することができる。これらは液体燃料スラスターで姿勢を制御しつつ、目標へと突入を行う。1つの弾頭の半数必中界は100m程度とされている。この他に弾頭としては従来通りの1Mt級の核弾頭および貫通弾頭に加えて、2.5Mtの強化核弾頭や、中性子弾頭、通常弾頭なども使用可能になっている。
ミサイルは車両と列車の両方への搭載に対応している。これによって、従来の固定式ミサイルサイロと比較して遥かに機動性が高くなり、発射前の探知が困難になっている。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

国際社会・各種データ

国際機関

軍事同盟

国際イベント

各国データ

宇宙

宇宙

人物

人物

その他

歴史・設定

歴史

メンバーのみ編集できます