架空国家を作ろう　第1.1世界線

1897年に神居都中央↔詠月湖間を結ぶ「詠月湖線」によって天皇が詠月湖駅まで移動したことを始まりに、現在まで運行されている。皇立鉄道公社が発足するまでは鉄道局が運用しており現在では殆どの場合は皇立鉄道公社によって運行される。ただし、京岡神居空港線などの私鉄線を使用するときには私鉄各社によって運行が実施されることになっている。
お召し列車・御乗用列車のための専用の車両（皇室用客車）があるほか、普段は特急など一般の列車に使われている車両を天皇が乗るための臨時列車として、皇室の象徴である十六菊花紋と国旗、白梅旗を掲出して運行される場合もある。現在、皇室用客車として運用についているのは「皇特10型客車」10両と「D120型120号機」、「D120型122号機」、「D120型300号機」の三機の機関車である。
また、皇室構成員が神居空港までの移動経路として頻繁に利用する京岡急行電鉄は専用列車として「ESS001」型電車5両二編成を皇室予算より捻出された補助金で開発、購入している。ちなみに当該列車は貴賓列車としても用いられ、皇室構成員が添乗しない場合には皇室用貴賓車が外され、通常の貴賓車を連結し、神居空港を利用する貴賓を送迎するという役目を担っている。
また、前述の車両は稀に皇立鉄道公社の電化区間にも乗り入れることがあり、近郊区間では用いられることが多いほか詠月湖線や月美兎線など電化されている主要幹線で列車密度に余裕がなく速度が遅い客車列車が運転できない場合は本形式が利用される。高速鉄道には神居新線区と月美兎新線区にHESS-120型が一両ずつ所属している。この列車は中間車であり車両中程に十六菊花紋が埋め込まれている。