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星読機関は、ガルマニア大陸帝国の政府機関の1つである。宇宙開発を所管し、宇宙ステーション「インティ」の運営を行っている。また、現在は人工衛星の管理も行っている。この機関に所属する人間は全員占星術師であり、彼らの占術によって国家の運営が行われていると言っても過言ではない。

概要

星読機関の役割は、主に三つに分けられる。一つは、天文学に関する研究。二つ目が、宇宙観測衛星の運用管理。そして三つ目は、惑星探査計画の実施である。中でも、惑星探査計画は最重要課題とされている。そして現在、ガルマニア大陸帝国では有人宇宙飛行計画が実行に移されている最中なのである。この計画は帝国暦2100年にスタートして以来、実に30年以上もの歳月を費やして進められてきたものだ。その目的は、地球に代わる新たな居住可能天体の発見にあると言われている。これまで多くの科学者たちが、ガルマニア大陸帝国の宇宙飛行士たちと共に旅立っていった。その中には、帝国空軍所属のレドも名を連ねていたのである。彼が初めて宇宙空間に到達したとき、ガルマニア人たちは歓喜に包まれたという。そのニュースは瞬く間に世界中に広まり、人々はレドに大きな期待を寄せるようになった。そのことが、後に悲劇を生むことになるとは知らずに。というのも、ガルマニア人たちが抱いていた希望とは裏腹に、人類はまだ他の知的生命体を発見するに至っていないからである。現在の星読機関の主な活動は衛星軌道の観測と、それに伴うデータ処理である。組織の構成員は全て占星術師で占められており、彼らにとって最も身近な存在と言えば占いだろう。

沿革

1966年に、ガルマニア政府は大規模な宇宙開発プロジェクトを立ち上げた。それが、ガルマニア初の宇宙ロケットによる無人探査機の打ち上げである。このプロジェクトは帝国暦2099年12月に実施された。これが成功すれば、ガルマニアは地球の外へ進出することが可能になるはずだった。しかしその矢先のこと、ガルマニア政府の上層部はある問題に直面した。それは、予算不足の問題である。そこで、当時の首相は大胆な手段に出た。なんと、民間のロケット会社から資金を調達することにしたのである。こうして誕生したのが、現在の星読機関の前身となった企業である。ちなみに、この時の社名はスター・ウォッチ社だった。その後、1980年に星読機関が設立された。90年代に組織は、大きく三つの部門に分けられた。まず一つ目の部署は、航空宇宙開発部である。これは主に恒星間航行用の宇宙船の開発や、スペースコロニーの建設などを行っている。二つ目の部署は、天文科学部である。ここでは、太陽系や銀河系における空間構造の研究や、天変地異の発生予測などが行われていた。最後の部署が、惑星調査部の通称で知られる部署だった。こちらは、まだ見ぬ未知の世界を求めて旅立つための準備段階として、さまざまな研究を行っていた。これらの活動を通して、星読機関は着実に成果を上げていった。

主要人物

現在の最高責任者は、ホルスト・フォン・ホルストマン議長が務める。彼は元々民間企業の技術者だったが、優れた技術力を見込まれて星読機関にスカウトされ、そのまま幹部になった人物である。彼は非常に優秀な人材として知られている。特に、彼の専門分野は天文学や物理学といった分野だったのだが、それ以外にも機械工学や生物学にも精通していたのだという。彼は若い頃に博士号まで取得したほどの秀才で、現在も様々な分野で活躍しているという。他に構成員にはガカ
リオ博士という人物がいるらしい。彼は占星術師であると同時に天文学者でもあり、これまでに数多くの発見をしてきたのだという。しかし、その一方で彼は変わり者としても有名であり、あまり人付き合いが得意な方ではなかったらしい。そのため、彼にはあまり友人と呼べる人間がいなかったようだ。それでも、彼は仕事上では部下たちからの信頼も厚かったらしく、上司からの受けも良い人物だったという。それに引き換えもう一人の占星術師の方はというと、彼はとても傲慢な性格の持ち主で、同僚たちの評判はすこぶる悪かったらしい。しかしその一方で、彼の実力は本物であり、彼ならばきっと何か凄いことを成し遂げてくれるに違いないという期待も寄せられていたようだ。

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