架空国家を作ろう　第1.1世界線

占冠村は、胆振県北東部に位置する村。
村名の由来は、アイヌ語に由来し、「鵡川の源流」を表す「シムカプ」によるとされる。また、「とても静かで平和な上流の場所」を表す「シモカプ」、「シュムカプ」（ヤチダモが多い川岸）ともされ、由来については諸説ある。

北海道のほぼ中央部、鵡川の最上流部に位置し、鵡川流域の他町とともに胆振県の勇払郡に属している。四方を山に囲まれており、村面積の94%は山林になっている。

• 狩振岳
• トマム（苫鵡）山
• 国境山
• 社満射岳
• 老根別山
• 三角山

• 鵡川
• 双珠別川
• ホロカトマム川

占冠村は、1902年（明治35年）に小作人7戸が入地したことに始まる。

1905年（明治38年）胆振県辺富内村（現在の穂別町）から分村。
1952年（昭和27年）北海道開発局が鵡川・赤岩青巌峡一番淵付近に多目的ダム計画発表（赤岩ダム計画）。村全体がほぼ水没地帯となるため、反対運動が起きる。
1961年（昭和36年）北海道開発局が赤岩ダム計画の白紙撤回発表。
1971年（昭和46年）金山トンネル完成。
1978年（昭和53年）国鉄日高線が占冠まで延伸開業。
1981年（昭和56年）国鉄狩勝線開業。

基幹産業は農業、林業。農業はジャガイモ、カボチャ、トウモロコシ、小豆、気温の寒暖差を活かしてメロン、スイカ、てん菜、ハウス栽培を中心としたホウレンソウなどを収穫している。酪農では北海道内で最も歴史ある産地のひとつになっている。

• 北日本旅客鉄道
  • 狩勝線
  • 日高線