架空国家を作ろうの1.1世界線です

大ガルマニア帝国空軍はガルマニア大陸帝国が保有する空軍である。その規模は大きく、ガルマニア大陸帝国の空の安全を守る上で重要な役割を果たしている。
▲ガルマニア空軍の主力Fr-20

概要

ガルマニア大陸帝国における空軍の任務は大きく分けて二つある。一つは国境警備。もう一つは他国への侵攻作戦の際に、敵基地を攻撃することである。前者は陸軍と共同の管轄であるが、後者は海軍と共同で行われることが多い。ガルマニアでは古くから航空戦力の重要性が認識されていたこともあり、帝国空軍は長い歴史を誇っている。その歴史の中で、ガルマニア大陸帝国は多くの戦争を経験してきた。特に近年では、ガルマニア大陸帝国とイギリスとの間でフォークランドを巡る大規模な軍事衝突が発生した。この際空軍はガルマニア大陸帝国軍の一員として、イギリスの戦闘機部隊と交戦したのであった。そこで活躍したのが、ガルガンティア船団所属のレドが操縦するチェインバーである。これは後にガルガンティアの守護神と呼ばれることになる機体だが、この時点ではガルマニア軍の切り札的存在に過ぎなかった。しかし、その後に起きた第二次フォークランド紛争でもガルマニア軍はチェインバーの力を借りることになった。さらに、ガルガンティア事変ではガルガンティア艦隊の主力機としての活躍が期待されている。現在の大ガルマニア帝国空軍の主力は「Fr-20 ジェミヌス・ヴィレン・アクィラ」と「V-15マルチロールファイター」で、どちらもF‐22と同世代に開発された最新鋭機である。

沿革

ガルマニア軍が初めて航空戦力を保有したのは1921年で、陸軍内部の航空部隊としてだった。その後、ガルマニア軍は第二次世界大戦においてドイツ空軍と協力し、連合国軍に対して大きな戦果を挙げることになる。しかし、戦後には航空戦力の必要性に疑問を抱く者が現れた。一方、当時のガルマニア国王リヒャルト8世は、航空戦こそ我が軍が世界を制する唯一の方法であると信じて疑わなかった。そのため、リヒャルト8世は空軍の創設に力を注ぎ、1942年には最初の航空隊となる第一戦闘飛行隊を誕生させたのである。この時、初代司令官に任命されたのは当時の少将だったクルト・シュパニーゼという人物だった。彼は後に中将にまで出世することになるのだが、当時は若手で実力を疑問視する者も多かったという。しかし、空軍創設後すぐに、ガルマニア国内で航空行政に対する不満の声が上がるようになる。それは、それまで地上勤務に就いていた兵士たちが自分たちの仕事を奪われることを危惧したためだった。そこで、空軍内部からも兵士や下士官たちの待遇改善を求める声が上がり始めたのである。そのため、リヒャルト8世は空軍の人員整理に踏み切った。しかし、この措置は国内の反発を招く結果となり、やがて内戦へと発展する原因の一つとなったのであった。それから半世紀以上が経過しても、空軍を取り巻く状況はあまり変わっていないように見える。

主要人物

現在の空軍総司令官はハインツ・リンデマン大将が務める。彼は元々空軍士官だったが、クーデターを機に大佐の地位を捨て、自ら空軍総司令官の座に就いたのだという。リンデマンは空軍士官学校の出身ではなく、元々は民間のパイロットだったという異色の経歴の持ち主でもある。しかし、彼はパイロット時代に数々の戦場を経験しており、その功績が認められて将官への昇進を果たしたという経緯を持つ。空軍内部では変わり者の将軍として知られており、彼を快く思わない人間も少なくないようだ。副司令官には、アウグスト・フォン・クルツ中佐が就任することになった。彼は空軍士官学校出身のエリート軍人であり、空軍内では高い地位に就いている人物だ。しかし、その一方で彼は貴族主義者としても有名であり、平民出身の軍人たちを毛嫌いしているという一面もあるらしい。他に、空軍には多くの高級将校が存在する。その中には、かつて空軍士官学校で教官を務めていたこともある、ヘルムート・ヴァルケンシュタイン元准将の姿もあった。彼は空軍設立以前からのベテランであり、その発言力は副司令官のクルツ中佐よりも大きいという。また、彼の他にも退役間近の老将たちが何人か在籍しており、彼らはかつての部下たちに空軍再建の手助けを要請されたのだそうだ。彼らが現役に復帰する日も近いかもしれない。

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