大ガルマニア帝国陸軍は、ガルマニア大陸帝国の陸軍組織である。4億人に迫る人口を誇るガルマニアの人的資源を背景に現役約110万人、予備役約130万人という巨大な規模を誇っている。また武器、兵器も優れた性能のものが多くバリエーションも豊富で、帝国政府の方針もあり潤沢な軍事予算を得ていることから世界的にも強力な陸軍組織の一つといえるだろう。一方で軍の上層部には縁故主義と権威主義が蔓延しており、非効率的な指揮系統や能力を正確に反映し得ない人事が弱点として指摘されている。またロマン趣味、貴族趣味に傾倒した政府の意向で、儀仗用の騎兵や槍兵がかなり大規模に維持されているのも非難の対象となることがある。とはいえ、国境線のほとんど外海岸線であるガルマニアにとって陸軍が他国軍と大規模に戦闘する想定はさほど現実味が高いものではなく、むしろ反乱やクーデタの鎮圧など「内向き」の用途が多いことを考えれば、戦力は十分過ぎるほどである。ガルマニアの広大な国土は4つの軍管区に分かれているが、陸軍の精鋭部隊は北部軍管区や西部軍管区に多い。これは、国境を接する第四インターナショナル共和国連邦?との対決を想定した配置であるとされている。東軍管区や南軍管区の軍は治安維持を主な仕事としており、犯罪組織や反体制派の摘発を日々行っている。これらの4軍管区とは別に、台湾など海外の同盟国に派遣される軍も存在する。
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