架空国家を作ろうの1.1世界線です


(上が5.45×39mm弾型のA-14、下が7.62×39mm弾型のA-15)

概要

A-14自動小銃は、第四連邦が2014年から調達を行っている自動小銃。5.45×39mmを使用するA-14と、7.62×39mmを使用するA-15が存在する。

能力

A-14

弾薬・マガジン
アーメーペネトレイトと殺傷力の向上を目的に新規に開発された5.45×39mm弾では、弾芯前半部に硬化鋼、後半部はビスマスとスズの合金を使用し、弾頭重量は5gに増強され、400mで12mmの鋼板を貫通することができるようになっている。この銃弾は高燃焼の炸薬を使用しており初速が速いため有効射程も長く、また従来の5.45×39mm弾とは異なり、弾頭が横転せずともフラグメンテーションを起こして大きな殺傷力を発揮するとされている。もちろん、従来の5.45×39mm弾とも互換性がある。
通常、マガジンは30発のバナナマガジンを使用する。マガジンは残弾確認のために半透明の窓が設けられている。マガジンリロードは従来と同様、マガジンキャッチレバーで行う方式である。球を撃ち切った際には、レバーを押してマガジンを銃口側へ回転させるように抜き、新しくマガジンを挿入する。グリップの位置に制約があるなど、欠点もあるものの、非常に装弾不良の少ない、信頼性の高いシステムである。マガジンは、頑丈なスチール製マガジンを使用する。
機関部
機関部は信頼性を最重視し、ロングストロークピストン方式となっている。A-14ではピストン長をガスシリンダー部後半のみに短縮した上、ピストンとボルトキャリアがそれぞれ独立して動くことができるようになっているため、ロングストロークピストンの信頼性はそのままに、反動が抑制されている。なお、欠点として、若干部品点数が増えていることが挙げられる。
従来、第四連邦の自動小銃は簡易に大量生産できることが求められ、部品の工差が多く取られたことから、精度が悪化していた。しかしA-14では、第四連邦の工業化の発展などが反映されてこの要求が撤廃されたため、部品の工差は少なく見積もられ、精度を向上させている。これは、テロリストによる密造を防ぐことができる、というメリットもある。
コッキングレバーは従来と異なり、左側に設けられ、さらにボルトから独立して駆動するようになったために射撃時にコッキングレバーが前後することはなくなっている。A-14は従来同様のオープンボルト式を採用したが、泥などへの耐久性を高めるために排莢口にドアを追加している。このドアはセーフティの際には閉鎖されており、射撃時に開放される。
また、機関部については、従来とは異なり、念入りにカバーを施し、防水・防塵対策としている。ずぶ濡れになっても水から出ていれば射撃可能で、砂塵などへの耐久性も高いとされる。
セレクターは、従来の大型のセレクターを右側面に、その同軸上の左側面に西側のそれに類似する小型のセレクターを装備している。これによって、一応はアンビデトラクスセレクターとなっている。右利きの射手の場合でも、小型セレクターはグリップを握った右手の親指で操作可能となっている。大型セレクターは凍結対策である。セレクターのポジションは、従来同様、セーフティ、フルオート、セミオートの順になっている。
銃身・ハンドガード
銃身は耐久性向上のため、クロムメッキが施されている。製造にあたっては冷間鍛造を使用し、20000発の発射、700発の連続発射にも耐える。A-14では従来の第四連邦の自動小銃よりも肉厚な銃身を採用している。銃が幾分か先重りになったことで、反動が抑制されている。また、A-14ではハンドガードと銃身が接触しないフリーフローティングバレル方式を採用している。これらは、遠距離射撃時の精度向上に寄与する。マズルブレーキはアサルトライフルのものとしては大型で、反動・発射炎・発砲音の軽減に役立つ。
ピカティニーレールは通常上下の2面に装備される。ここには各種光学照準器、グリップ、グレネードランチャーなどが装着できる。
ストック
ストックは伸縮と折り畳みとチークの高さ調整が可能で、非常に軽量なものとなっている。このため、射手の体格やボディアーマーの有無に合わせて調節することができる。ストックは左側に折りたたまれる。排莢は右側から行われるため、折りたたんだままの状態でも射撃は可能である。

A-15

弾薬・マガジン
アーメーペネトレイトと殺傷力の向上を目的に新規に開発された7.62×39mm弾では、弾芯前半部に硬化鋼、後半部はビスマスとスズの合金を使用し、有効射程は1.5倍、命中率は2倍に向上、また風の影響を70%低減している。この銃弾は高燃焼の炸薬を使用しており初速が速く、また弾の重量が増して安定性が高くなっているためである。もちろん、従来の7.62×39mm弾とも互換性がある。
通常、マガジンは30発のバナナマガジンを使用する。マガジンは残弾確認のために半透明の窓が設けられている。マガジンリロードは従来と同様、マガジンキャッチボタンで行う方式である。マガジンは、信頼性の高いスチール製マガジンを使用する。分隊支援火器として使用する場合には、より装弾数の多い75発ドラムマガジンや150発ボックスマガジンを装備することができる。
機関部
A-15ではA-14の機関部を7.62×39mm弾仕様に設計しなおしている。よって、部品のサイズは異なるものの、内部機構は全く変わっていない。
銃身・ハンドガード
銃身については、550mmの分隊支援火器用のものと、370mmのアサルトライフル用のものがある。分隊支援火器として運用するために銃身は交換可能となっているため、数分で分隊支援火器と大口径アサルトライフルの役割を切り替えることができる。
銃口部下方に軽量の折りたたみ式のバイポッドを装備している。これにより、伏射時の安定性が向上している。さらに、7.62×54mmを使用する通常の狙撃銃と比べて精度は劣るものの、マークスマンライフルとしての使用も考えられており、取り外し可能なサプレッサーなども用意されている。
A-14と同様、ハンドガードの上面と下面の2面にピカティニーレールが取り付けられており、各種グリップ、照準器、グレネードランチャーに対応する。
A-15のアタッチメント類の中で特筆すべきものとして、「Змеиный глаз(蛇の目)」の愛称で呼ばれる特殊照準器が挙げられる。従来の暗視機能付き光学照準器に弾道計算機、気象センサー、レーザー測距装置などを統合したこの照準器は、これらのセンサーから得られた情報を用いて補正された狙点を追加表示することが可能となる。これにより、従来よりも正確かつ素早い連続射撃を可能とする。
ストック
A-15ではA-14のストックを大型化したものを採用している。機能面での差はない。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

国際社会・各種データ

国際機関

軍事同盟

国際イベント

各国データ

宇宙

宇宙

人物

人物

その他

歴史・設定

歴史

メンバーのみ編集できます