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概要

A-99自動小銃は、第四連邦が2000年から調達を行っている自動小銃。弾薬としては、9×39mm弾を使用する。特殊部隊向けに開発された小銃で、第四連邦で初めてブルパップ方式を採用しており、極めて特異な小銃となっている。

能力

A-99

弾薬・マガジン
A-99は法執行機関や軍の一部の特殊部隊向けに開発されており、7.62×39mm弾をベースに開発された消音性の高い銃弾である9×39mm弾を使用する。消音性を高めるため、意図的に初速を抑えて亜音速とし、その分の威力を弾頭重量でカバーしている。9×39mm弾は弾頭重量が16gと7.62×39mm弾のおよそ2倍、7.62×51mm弾のおよそ1.5倍もあり、100mの距離で8mmの鉄板を貫通する貫通力を持つが、初速の遅さがネックとなり、弾道が山なりとなるため、有効射程は最大でも300mとされている。
通常、マガジンは20発のバナナマガジンを使用する。マガジンは残弾確認のために半透明の窓が設けられている。マガジンリロードは従来と同様、マガジンキャッチレバーで行う方式である。球を撃ち切った際には、レバーを押してマガジンを銃口側へ回転させるように抜き、新しくマガジンを挿入する。マガジンは、頑丈なスチール製マガジンを使用する。特徴的な点として、後述する複雑な内部機構を避けるためにマガジンを斜め下からリロードするという点が挙げられる。初期型ではマガジンは右斜め下から挿入する形式だったが、トリガーに右手をかけたままリロードを可能にするために改良型では左斜め下から挿入することになっている。なお、A-99は左利き射手の使用を全く想定しておらず、運用部隊に左利き射手が入隊する場合は利き手の矯正を受ける。
機関部
A-99ではブルパップ方式が採用されており、機関部はストック部分に収納される。
独立駆動可能なボルトとピストン、ボルトとワイヤーで接続された滑車を内蔵し、初弾が発射されるまでにボルトで次弾を装填することで毎分1800発のレートでの2点バースト射撃を可能にするという、非常に緻密かつ複雑に設計された動作機構を有する。この機構について、本銃を運用した経験のある特殊部隊隊員は「分解整備は絶望的」とコメントしている。フルオート時には反動制御のためレートを低下させなければならないことから、ボルトとピストンが固定されて従来の自動小銃と同様に駆動する。
コッキングレバーは第四連邦の銃として初めて左側面に設けられた。また、レバーはボルトと独立して駆動するようになり、射撃時にレバーが前後することはなくなった。また、A-99は従来同様のオープンボルト式の銃であるが、泥などへの耐久性を高めるために排莢口にドアを追加している。このドアはセーフティの際には閉鎖されており、射撃時に開放される。
セレクターは、従来の大型のセレクターを右側面に、その同軸上の左側面に西側のそれに類似する小型のセレクターを装備している。従来、大型のセレクターは射撃モード切替時に兵士の指をトリガーから離させるために右手で掴んで操作するようになっており、操作性が悪かった。A-99では熟達した兵士が扱うことを想定しており、左側のセレクターは引き金に手をかけたまま右手の親指で操作可能にされている。この機構は後のA-14小銃などでも採用されている。これによって、一応はアンビデトラクスセレクターとなっている。右利きの射手の場合でも、小型セレクターはグリップを握った右手の親指で操作可能となっている。大型セレクターは凍結・作動不良対策である。セレクターのポジションは、従来同様、セーフティ、フルオート、セミオートの順になっている。
銃身・ハンドガード
銃身は耐久性向上のため、クロムメッキが施されている。製造にあたっては冷間鍛造を使用し、20000発の発射、700発の連続発射にも耐える。A-99では従来の第四連邦の自動小銃よりも肉厚な銃身を採用している。さらに、A-99では消音効果を重視し、グリップが一体となったサプレッサーを銃口前方まで、銃身全体を覆うように装備している。肉厚な銃身とサプレッサーによって銃が先重りになったことで、反動が抑制されている。また、A-99ではハンドガードと銃身が接触しないフリーフローティングバレル方式を採用している。これらは、遠距離射撃時の精度向上に寄与する。
ピカティニーレールは通常上下の2面に装備される。ここには各種光学照準器、グリップ、グレネードランチャーなどが装着できる。

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