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概要

ABM-3は第四連邦軍が運用していた対艦ミサイルである。第四連邦の重量級対艦ミサイルの系譜に位置し、世界でも早い段階でインテグラル・ロケット・ラムジェットを採用している点で革新的であった。

能力

ABM-3A

ABM-3Aは空対艦ミサイル型。インテグラルロケットラムジェットエンジンを採用している。本ミサイルの開発された1980年代では非常に珍しい方式であり、これによって本ミサイルは高空でマッハ4での飛翔が可能であった。

弾頭としては200kgの高性能爆薬を搭載した。発射されたミサイルは固体燃料ロケットブースターによってマッハ1.8まで加速したのち、4つのラムジェットエンジンを起動する。ミサイルのその後は2つの攻撃パターンを選択でき、通常ではマッハ4で慣性航法で目標へと高空25000mを飛翔し、その後目標から40~80kmまで接近すると海面から20mまで降下、誘導をアクティブレーダーホーミングに切り替え、目標から5kmの地点で高度を7mに下げ、迎撃を避けるためにS字の回避機動を行い敵艦に突入することになっていた。この他、目標の真上まで高空25000mを飛翔したのち、そのまま急降下し、レーダーが探知を苦手とする真上からの攻撃を行うこともできた。前者の場合、射程はおよそ280~340km、後者の場合、射程はおよそ400kmだった。ミサイルの発射重量はおよそ4000kgだった。

ABM-3B

ABM-3Bは艦対艦ミサイル型。海軍ではKPR-450と呼ばれる。
通常は連装発射機または4連装発射機に搭載される。標準的な駆逐艦には4連装発射機が2基、標準的なコルベットには連装発射機が2基搭載された。

目標位置に応じて飛行パターンの変更が可能で、低空のみの飛行、高空と低空を組み合わせた飛行、高空のみの飛行が選択できた。それぞれ射程は120km、210~255km、300kmだった。

固体燃料ブースターがより強力なものに換装されたことから、重量はおよそ4500kgだった。

ABM-3C

C型では、A型を改良して射程延伸が行われた。軽量化によって重量はおよそ3600kgとなり、エンジンの燃費向上によって射程は低空巡航のみでおよそ240kmに、高空と低空を組み合わせた飛行ではおよそ420kmとなった。また、双方向データリンクによって飛行経路を発射母機や早期警戒管制機などから修正したりすることも可能となった。

ABM-2D

C型の改良をB型に施したモデル。射程は低空巡航のみでおよそ180kmに、高空と低空を組み合わせた飛行ではおよそ320kmとなった。また、飛行経路は発射母艦のみならず、艦隊所属の哨戒ヘリなどからも修正可能となっていた。

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