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概要

BMP-2は第四連邦の運用する歩兵戦闘車。BMP-1Aから砲塔を大型化したBMP-1Bの武装を30mm機関砲に交換したものである。

能力

BMP-2A

武装
BMP-2では、BMP-1よりも大火力であることが要求されたため、主兵装には30mm機関砲を採用している。30×165mm弾を使用し、単純なガス圧利用方式で動作するこの機関砲は、毎分250発の速度で発射する低速モードと、毎分700発の速度で発射する高速モードを切り替えることができるほか、弾種についても砲手が任意のタイミングで切り替えることを可能にしている。射撃試験では、破片効果によって軟目標に対して大きな破壊力を有する他、軽装甲の目標に対しては高い貫通力により致命的な損傷を与え、また戦車などの重装甲の目標に対しても、照準器を破壊するなどしてその戦闘能力を大幅に封じることができることが証明された。また、砲塔が大型化したことから、俯角と仰角が大きくとれるようになり、これによって敵の攻撃ヘリなどに対する対空射撃にも使用可能となった。弾種として、榴弾、曳光榴弾、粘着榴弾、曳光粘着榴弾、徹甲弾、曳光徹甲弾、徹甲焼夷弾、曳光徹甲焼夷弾などが使用可能である。使い分けとしては、榴弾が歩兵など軟目標に、粘着榴弾がコンクリートなどの硬目標に、徹甲弾と徹甲焼夷弾が装甲車両やヘリコプターなどにそれぞれ使用される。
対戦車ミサイルとしては新型対戦車ミサイルであるMAT-4の装備に対応している。MAT-4はセミアクティブレーザー誘導型の対戦車ミサイルであり、従来の対戦車ミサイルとは異なりワイヤーで誘導する必要がないため、飛翔速度もマッハ1~1.2ほどに向上している。これによって、敵に反撃される可能性を減少させている。このミサイルを運用するため、BMP-2では新たにレーザー測距/照準装置を搭載しており、ミサイルの誘導の他、機関砲の照準の際に敵との正確な距離を測定するために使用することも可能になっている。
30mm機関砲は、T-70Aが搭載していたのと同様の砲安定化装置によって安定化されており、命中率に優れる。また、アクティブパッシブ兼用の赤外線暗視装置を持ち、これによって夜間でも問題なく目標を照準することができる。
防御力・兵員輸送能力
BMP-2ではBMP-1Bと同等の防御力を有している。車体・砲塔は全て軽量なアルミ合金でできていて、車体正面は23mm徹甲弾、車体後部を除く全ての部分は12.7mm徹甲弾に対して十分な防御力を発揮することが可能である。また、防御のために、大型化した砲塔に煙幕発生器を搭載することができる。これはスモークグレネードを装填した4つの発射管からなり、任意のタイミングで使用することで、敵からの攻撃を回避したり、自らの身を隠したりすることに使用できる。
座席配置としては、砲塔内部に砲手と車長が、車体の砲塔よりも前の部分に操縦手と分隊支援火器の射手が、後部に5人の兵員と分隊長が搭乗するという方式となっており、乗員は3名、兵員は最大7名が輸送可能である。分隊支援火器の射手の座席には、機関銃の発射に対応するガンポートが用意されている。
機動力
BMP-2ではBMP-1Bと同じ400馬力級エンジンを搭載しており、整地ならば時速70km、不整地でも時速50kmの速度で走行することができる。また、改良されたキャタピラのスカートによって、キャタピラの駆動を利用して水上を時速12kmで航行することも可能である。
派生型
BMP-2A2
暗視装置の画像安定化能力を大幅に向上させて解像度を強化、車長用の全周ベリスコープを取り付けハンターキラー能力を持たせるなどの索敵能力面での強化、「ロシャーツ」戦術データリンクシステムへの対応などが行われている。また、新型砲弾としては30mmAPFSDSが、新型対戦車ミサイルとしてはMAT-6赤外線画像誘導式対戦車ミサイルが使用可能になっている。

BMP-2B

攻撃力
BMP-2Aと同じ砲塔を有するため、攻撃力は同等である。
防御力・兵員輸送能力
従来防弾アルミ板で製造されていた車体を、防弾鋼板によって製造している。これは高価なアルミ合金の使用を減らし、車体の単価を下げると共に、防御力を向上させる目的で行われた。このため、車体の重量は25tにまで増加している。これにより、車体正面では30mm徹甲弾、それ以外の全ての部分で14.5mm徹甲弾の直撃に耐える防御力を獲得している。さらに、水上航行を必要としない任務では、スリットアーマーを装備することによって成形炸薬弾への防御力を高める。
また、車内スペースについてもやや改善が図られており、これによって兵員の居住性が改善している。
機動力
エンジンはより強力な500馬力のものへと換装されている。出力重量比は低下し、最高速度も減少したが、第四連邦軍では「許容範囲」とされた。また、水上航行能力を維持するために、第四連邦の車両として初めてウォータージェット推進器を装備、これによって水上を時速16kmで航行することを可能にしている。
派生型
BMP-2B2
暗視装置の画像安定化能力を大幅に向上させて解像度を強化、車長用の全周ベリスコープを取り付けハンターキラー能力を持たせるなどの索敵能力面での強化、「ロシャーツ」戦術データリンクシステムへの対応などが行われている。また、新型砲弾としては30mmAPFSDSが、新型対戦車ミサイルとしてはMAT-6赤外線画像誘導式対戦車ミサイルが使用可能になっている。

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