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CS-2
機体概観
機種戦闘機
運用者第四インターナショナル連邦共和国人民解放空軍
機体名CS-2
就役期間1985年〜現在
性能
全長17.3m
翼幅11.5m
全高4.8m
速力マッハ1.9
航続距離1800km
乗員2名
兵装30mm機関砲1門
ミサイルポッド10基

概要

CS-2は第四インターナショナル連邦共和国が開発した戦闘機。主に制空任務で使用される。前線での対地攻撃と制空をバランスよくこなす機体として開発されており、作戦行動半径は狭いもの、安価で整備性に優れ、CS-3と並んで空軍の中核を担っている。

能力

CS-3と類似した形状を持つ。これは両者が格闘性能を追求したために起きた偶然である。そのためか、CS-3とよく比較されることがある。
CS-2CS-3
格闘性能ほとんど同じ
航続距離1800km4800km
武装の搭載量少ない多い
構造単純複雑
運用方法前線の制空国土の防空
CS-2は前線で制空任務および対地攻撃任務を行うことを主軸としており、主に陸軍に随伴して活動する。そのため前線の貧弱な設備でも滑走が可能で、整備性が高いが、航続距離に劣る。

CS-2A

概要
CS-2の基本型。強力なエンジンに軽量な機体を搭載したF-16戦闘機と同じコンセプトで開発が行われた。
武装
機首に固定武装として30mm機関砲を搭載する。CS-2の機関砲は東側諸国では一般的なガスト式と呼ばれる作動方式を採用しており、非常に軽量ながら高いレートでの発射が可能である。弾としては原則徹甲焼夷弾を用い、空中目標なら最大1200m、地上の軽装甲目標に対しては最大2400mまで有効である。
マルチロール機として開発されており、多彩な武装を備えている点が魅力である。両翼下に3ヶ所ずつ、両主翼端に1か所ずつ、胴体中心線下に1ヶ所の計9ヶ所にハードポイントを備えている。胴体下ハードポイントは増槽専用となっており、兵装は全て主翼に搭載される。両主翼端には短距離空対空ミサイルまたは電子戦ポッドが搭載可能である。通常の空対空戦闘任務では両主翼端と両主翼下外側の4か所に短距離空対空ミサイルを、それ以外の全ての場所に中距離空対空ミサイルを装備する。本機が採用された当初では、短距離空対空ミサイルとしてR-12短距離空対空ミサイルが、中距離空対空ミサイルとしてR-21中距離空対空ミサイルがそれぞれ搭載されていた。R-12は、正面方向以外の敵機に対しての射撃が可能な短距離空対空ミサイルで、主に格闘戦で使用された。R-21は、視程外攻撃に使用される中距離空対空ミサイルで、セミアクティブレーダーホーミングによって敵機を撃破するとしていた。これに加えて対地兵装や対艦兵装も搭載可能で、各種空対地ミサイル、空対艦ミサイルと精密誘導爆弾、さらには23mmガスト式機関砲のガンポッドなどを搭載できる。
アビオニクス
索敵・火器管制レーダーとして「ルービィー」パルスドップラーレーダーを搭載している。CS-3の「アマティスタ」とは部品の70%以上を共用している。このレーダーとR-21中距離空対空ミサイルによって、敵の視程外から攻撃を行うことを可能としていた。「ルービィー」火器管制レーダーは100kmの探知距離とルックダウン・シュートダウン能力を持ち、10目標を同時追尾しつつそのうちの2目標に同時攻撃が可能なレーダーであった。レーダーは、中距離空対空ミサイル向けの「遠距離交戦モード」、短距離空対空ミサイル向けの「短距離交戦モード」、格闘戦時に使用され、走査角度を上下にも拡大して最初に発見した目標を自動でロックオンする「近距離交戦モード」などの各種空対空モードが用意されている他、捕捉した全目標のうち2目標を指定して追跡し、その間に他の目標を捜索する「捜索中追尾」機能や、目標機のエアインテークやエンジンのファンブレードの反射波を利用して敵機を識別する「目標認識判別」機能を有している。対地モードでは地上の2目標を同時追跡することが可能で、グランドマッピング機能や目標との距離の測定、地形追随などの機能も有していた。
コックピット前方には赤外線捜索追尾装置及びレーザー測距装置からなる短距離用の捜索システムが設けられている。CS-2ではヘルメットと赤外線捜索追尾装置がリンクしており、ヘルメットの動きに合わせて捜索システムの収納ボックスが動くようになっている。敵航空機について赤外線捜索追尾装置が方角を、レーザー測距装置が距離を探知し、その情報はヘルメットに表示された照準用の画面に示される。これによりドッグファイト時に直感的に敵戦闘機に短距離空対空ミサイルで応戦可能である。赤外線捜索追尾装置の最大探知距離は50km、レーザー測距装置の最大探知距離は24kmである。
対地任務を遂行する際のための追加装備として「メーチ」対地照準システムを搭載した。このシステムは、前方監視用の赤外線TVカメラ、照準用の赤外線TVカメラ、レーザー照準装置からなる対地照準ポッドで、これはパイロットののヘッドマウントディスプレイに表示された。前方監視用の赤外線TVカメラで目標の大まかな位置を探知した後、照準用の赤外線カメラで火器管制に必要なレベルでの詳細な情報を取得することができた。また、セミアクティブレーザー誘導のミサイル・爆弾を使用できた。
機体
機体性能は同世代機中最強格とも言われている。
機体には、胴体から主翼へなめらかに変化させたブレンデッドウィングボディを採用している。主翼は、前縁にはコンピュータ制御の前縁フラップ、後縁には外側に補助翼と内側にフラップを装備している。機体形状はCS-3のそれと類似したものとなっており、高い格闘性能・機動性を有している。操縦系には、4基の制御用のアナログコンピュータがピッチ軸の制御とヨー軸の安定化を行う、フライ・バイ・ワイヤ方式が採用されている。通常時は制御コンピュータが最大過重と迎角を制限しているが、パイロットが飛行中に15kgの力で操縦桿を引っ張ることで解除することができる。
エンジン
CS-2は双発ジェット戦闘機である。エンジンはドライ時で54kN、アフターバーナー使用時で90kNの出力を発揮した。このエンジンは高い信頼性と整備性が特徴で、14個のモジュールに分割できるモジュラー式の設計になっており、現地では複雑な整備を避け分割して交換できるため整備が容易で、過酷な環境下においても良好な性能を保持でき、稼働率をあげることが可能である。

CS-2B

概要
CS-2Aの能力向上型。あらゆる面でCS-2Aよりも強化されている。
武装
主翼下のハードポイントが1か所ずつ計2か所増加したことで、ハードポイントの数は11か所となっている。後述するようにレーダーの性能が強化されたため、ハードポイントには従来のR-12短距離空対空ミサイルやR-21中距離空対空ミサイルに加えてR-22中距離空対空ミサイルやR-31長距離空対空ミサイルなどの新型空対空ミサイルが搭載可能になっている。R-12は射程100kmを超える打ちっぱなし能力を備えた中距離空対空ミサイルであり、R-10を代替するものである。R-31は迎撃戦闘機向けの長距離空対空ミサイルであり、300kmの射程を有する。これは主にAWACSや爆撃機などの大型目標への攻撃に使用される。
アビオニクス
レーダーは「ルービィーB」に改良された。「ルービィーB」は空対空モードでは120km先の10目標を同時追尾し、うち4目標に同時攻撃が可能になっている。また、「ルービィー」より高解像度な合成開口マッピング機能に加え、合成開口モードを追加している。地上目標に対しては4目標を同時追尾し2目標に同時攻撃が可能で、対地攻撃のためにグランドマップ機能を使用していたとしても、その間に空中の2目標を探知し続けることができる。
対地照準ポッドの「メーチ」は改良され、衛星航法システムで誘導される精密誘導兵器を素早く照準するため、システムと衛星航法システムをリンクしている。
自己防御用の電子戦システムとしては、紫外線ミサイル警報装置、電波警戒装置、電波妨害装置、チャフ・フレア放出器を統合していて、空対空ミサイルの回避などに使用する。これに加え、SEAD任務用に大型電子戦ポッドを翼端と主翼下に搭載可能である。任務に応じて敵が使用する帯域に対応する電子戦ポッドを使い分ける。この大型電子戦ポッドは対レーダーミサイルの照準にも使用できる。
モジュール式の戦術データリンクシステム端末が搭載され、運用の柔軟性も向上している。これにより戦闘爆撃機などとの共同作戦にも参加可能である。
操縦系はデジタル式のフライ・バイ・ワイヤに変更されている。これによって全方向に対する姿勢制御が可能になっている。
機体
再設計された機体には、軽量化のためアルミ合金や新型の炭素繊維複合材料が採用され推力重量比が増加、これらの軽量化措置により、超音速巡航が可能となった。また機体フレームや各種機器の部品の耐久性や信頼度がより高められ、さらに自己診断システムにより整備の簡便性が高められた結果、飛行時間あたりの運用コストは60%減少し、適切なメンテナンスを施した場合の機体寿命は6000時間にまで向上している。コックピットは視界を広くするため涙滴型のものとなり、前部座席に3基、後部座席に4基のカラーディスプレイを備えるようになた。
エンジン
エンジンは据え置かれたが、推力偏向ノズルの取り付けに対応している。このノズルを取り付けた場合、全方向に15度の推力偏向が可能で、戦闘時の効率が10%以上向上すると考えられている。

CS-2C

概要
CS-2CはB型をベースにした艦載機型である。RAC-02型での運用が行われた。
武装
CS-2Bをベースに開発されており、CS-2Bが搭載可能な兵装はこちらにも搭載できる。
アビオニクス
レーダーはCS-2Bの「ルービィーB」から、洋上捜索モードを有する「ルービィーC」へ換装されている。
空軍のデータリンクシステムのみならず、海軍のデータリンクシステムにも対応しているところが特徴である。
その他のアビオニクスについては、CS-2Bと同じである。
機体
空母での運用を想定し、様々な改良が行われている。
まず、着艦時の衝撃に耐えることができるようにするため、タイヤ、特に前輪の強度が強化されている。洋上での運用を前提としているため、機体各所には防水・防錆対策が行われており、機体塗料には腐食に強い物が使用されている。低速域での安定性の増強のため、主翼と尾翼が大型化されており、副次的に、燃料搭載量が増加したことで航続距離も上昇している。さらに、空母に着艦するために必要なアスレティングフックが装備されている。格納庫に可能な限り多く格納することが可能なように主翼には折りたたみ機構が追加されている。
エンジン
CS-2Bと同じエンジンを搭載している。

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