最終更新: kingzeputozeta 2021年07月25日(日) 18:56:02履歴
D-04型戦略任務潜水艦 | |
要目 | |
全長 | 128m |
全幅 | 16m |
水上排水量 | 18000t |
水中排水量 | 28000t |
速力 | 42ノット |
乗員 | 90名 |
搭載兵装 | 533mm魚雷発射管6基 SLBM発射筒24基 |
船首に533mm魚雷発射管6門を搭載する。D-04型の主任務は弾道ミサイルの発射で、敵潜水艦への攻撃はSN-06型などの攻撃型潜水艦の任務であるが、敵潜水艦に発見された場合の反撃・自衛手段としてT-14魚雷を搭載している。T-14は533mm径の長魚雷であり、アクティブモードとパッシブモードを切り替えることができるソナーや、光ファイバーケーブルによる有線での誘導に対応する。ソナーシステムは浅海域での運用を考慮し、高周波の使用にも対応する新型の広帯域音響アレイを使用している。さらに目標とデコイの識別を行うことができる音響画像センサー、海底に着底して攻撃を躱そうとする敵の潜水艦を探知するサイドスキャンソナーと磁気センサーが搭載されている。
D-04型の主兵装は、SRV-4水中発射型弾道ミサイルである。第四連邦の第四世代SLBMであるSRV-4は、200ktの核出力を持つ再突入体12基、または2Mtの核出力を持つ「重極超音速飛翔体」を搭載する。これはおよそ2400kgの重量があり、0.2~2Mtの核出力を有する。切り離された「重極超音速飛翔体」はサイドスラスターとロケットモーターに点火して機動を開始する。従来の弾道ミサイルは、現在のミサイルの位置と速度と移動方向を測定し、弾道を描くミサイルの特性から容易に未来位置を予測することができたのに対し、この弾頭は従来よりも低い高度をサイドスラスターと推力偏向を用いて上下左右の各方向に自在に機動するため、弾道弾迎撃ミサイルでの迎撃は非常に困難である。従来のグライダーを用いた機動と比べて減速が少ないため、着弾時にもマッハ20以上の速度を保つ。このため、ターミナル迎撃を行うことも困難である。これらの突入体は天測航法と慣性航法を利用し、50~100mのCEPを有している。
ミサイル本体の射程は12000kmである。これにより、自国近海のみならず、友好国によって聖域化された領域から攻撃を行うことも可能になっている。
D-04型の主兵装は、SRV-4水中発射型弾道ミサイルである。第四連邦の第四世代SLBMであるSRV-4は、200ktの核出力を持つ再突入体12基、または2Mtの核出力を持つ「重極超音速飛翔体」を搭載する。これはおよそ2400kgの重量があり、0.2~2Mtの核出力を有する。切り離された「重極超音速飛翔体」はサイドスラスターとロケットモーターに点火して機動を開始する。従来の弾道ミサイルは、現在のミサイルの位置と速度と移動方向を測定し、弾道を描くミサイルの特性から容易に未来位置を予測することができたのに対し、この弾頭は従来よりも低い高度をサイドスラスターと推力偏向を用いて上下左右の各方向に自在に機動するため、弾道弾迎撃ミサイルでの迎撃は非常に困難である。従来のグライダーを用いた機動と比べて減速が少ないため、着弾時にもマッハ20以上の速度を保つ。このため、ターミナル迎撃を行うことも困難である。これらの突入体は天測航法と慣性航法を利用し、50~100mのCEPを有している。
ミサイル本体の射程は12000kmである。これにより、自国近海のみならず、友好国によって聖域化された領域から攻撃を行うことも可能になっている。
船型は従来通りの涙滴型である。船体には降伏耐力163kgf/㎟(1600Mpa)の強力な高張チタン合金を用いている。新しい加工熱処理により、高い降伏耐力と10%以上の伸びという、驚異的な強度・延性バランスを達成している。これにより、従来よりも遥かに深い運用深度を有する。船殻は従来通りの二重船殻である。
コストを削減するために、船体をモジュラー構造とし、各区画ごとに独立した機能を組み込んでいる。各モジュールは、防振装置を介して船殻内部に配置されている。この防振装置は、細かい振動を吸収するゴムと、大きな振動を軽減する圧縮空気式サスペンションからなり、水中放射雑音の低減と衝撃からの乗員の保護に役立つ。
船体表面には、入射音を音源と異なる方向に全反射させる反射材と、外部の音に対して逆位相になるような音を加えることでこれを打ち消す吸音材を使用して、アクティブソナーに対しても高いステルス性を発揮する。これらの素材の配置は、スーパーコンピューターを用いて計算されている。また、従来では全油圧式だった舵などの駆動部を、冗長性を考慮して電気式と油圧式の両方に対応するものへと変更、通常時は電気式を使用することで、従来よりも駆動音を遥かに低減している。
コストを削減するために、船体をモジュラー構造とし、各区画ごとに独立した機能を組み込んでいる。各モジュールは、防振装置を介して船殻内部に配置されている。この防振装置は、細かい振動を吸収するゴムと、大きな振動を軽減する圧縮空気式サスペンションからなり、水中放射雑音の低減と衝撃からの乗員の保護に役立つ。
船体表面には、入射音を音源と異なる方向に全反射させる反射材と、外部の音に対して逆位相になるような音を加えることでこれを打ち消す吸音材を使用して、アクティブソナーに対しても高いステルス性を発揮する。これらの素材の配置は、スーパーコンピューターを用いて計算されている。また、従来では全油圧式だった舵などの駆動部を、冗長性を考慮して電気式と油圧式の両方に対応するものへと変更、通常時は電気式を使用することで、従来よりも駆動音を遥かに低減している。
搭載する原子炉の熱出力や馬力は詳細には公開されていないが、液体スズ冷却式の金属冷却原子炉で、これを使用して42ノットで水中を航行できる。スズによる金属腐食を防止するため、原子炉にはアルミナ酸化被膜を形成するアルミ含有鋼を使用している。
騒音対策のため、発電機の変圧器を従来の回転式から非回転式とすることで、回転時に発生する騒音を抑制している。
SN-05型から受け継がれた放射能の漏洩を速やかに検出できる監視システムと炉心の緊急冷却システムを備えており、安全性にも優れている。また、低出力運転時にはポンプを停止したままでも運転可能である。
推進時にはポンプジェット・プロパルサーを用いる。高速時の燃費と静粛性に優れている。電気推進を採用しており、従来の原子力潜水艦に搭載されていた減速機を置き換え、放射雑音だけでなく艦のライフサイクルコストも低減している。
騒音対策のため、発電機の変圧器を従来の回転式から非回転式とすることで、回転時に発生する騒音を抑制している。
SN-05型から受け継がれた放射能の漏洩を速やかに検出できる監視システムと炉心の緊急冷却システムを備えており、安全性にも優れている。また、低出力運転時にはポンプを停止したままでも運転可能である。
推進時にはポンプジェット・プロパルサーを用いる。高速時の燃費と静粛性に優れている。電気推進を採用しており、従来の原子力潜水艦に搭載されていた減速機を置き換え、放射雑音だけでなく艦のライフサイクルコストも低減している。
SN-06型はS-05型と同様、目標の探知、脅威度判定、射撃指揮、武器の使用の管制すべてを包括する統合戦闘システム「トライデント」を搭載する。艦内の各コンピュータは3重の冗長性を備えた大容量高速通信が可能な光ファイバーケーブルによって接続されており、ソナーやレーダーなどのセンサーの処理装置や、兵装の管制装置などは全て、中央情報処理装置をサーバーとして結合され、その情報は全て共同で管理されている。
従来通り、船首に対潜捜索用の低周波ソナーと機雷探知用の高周波ソナー、艦側面の側面ソナー、艦尾から展開する曳航ソナーを搭載している。SN-06型同様、コンフォーマル音響アレイを船首の球形低周波ソナーに採用して開口を拡大したり、さらに曳航式ソナーには光ファイバー受波アレイ技術を応用して探知能力を拡張したりするなど、様々な新技術を盛り込んで能力向上が図られている。これにより、探知距離はおよそ900~1000kmにも達している。
セイル内には従来同様、対水上・対低空捜索用のレーダーを搭載している。Cバンドを使用するこのレーダーは、波が高い海域や雨天でも高い精度を発揮し、海面に浮くブイなども探知可能である。
「ユピーツェル」汎地球規模作戦データリンクシステム、「ポセイドン」海軍統合戦術データリンクシステムなどにも対応しており、中央情報処理装置はこれらの情報を全て統合して戦術レベル及び作戦レベルでの状況図を作成することができる。これは指揮官のより適切な意思決定をサポートする。 加えて、極超長波通信用のアンテナも有していて、核攻撃用のコードを受け取ることができる。
従来通り、船首に対潜捜索用の低周波ソナーと機雷探知用の高周波ソナー、艦側面の側面ソナー、艦尾から展開する曳航ソナーを搭載している。SN-06型同様、コンフォーマル音響アレイを船首の球形低周波ソナーに採用して開口を拡大したり、さらに曳航式ソナーには光ファイバー受波アレイ技術を応用して探知能力を拡張したりするなど、様々な新技術を盛り込んで能力向上が図られている。これにより、探知距離はおよそ900~1000kmにも達している。
セイル内には従来同様、対水上・対低空捜索用のレーダーを搭載している。Cバンドを使用するこのレーダーは、波が高い海域や雨天でも高い精度を発揮し、海面に浮くブイなども探知可能である。
「ユピーツェル」汎地球規模作戦データリンクシステム、「ポセイドン」海軍統合戦術データリンクシステムなどにも対応しており、中央情報処理装置はこれらの情報を全て統合して戦術レベル及び作戦レベルでの状況図を作成することができる。これは指揮官のより適切な意思決定をサポートする。 加えて、極超長波通信用のアンテナも有していて、核攻撃用のコードを受け取ることができる。
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