最終更新: tiller2262 2023年06月22日(木) 19:19:23履歴
Erbe4改級主力戦車 | |
---|---|
基本情報 | |
種類 | 陸軍主力戦車 |
運用者 | ガルマニア大陸帝国陸軍? |
開発元 | 帝国軍中央軍需開発局陸上兵器科機甲部 |
製造 | 2020年〜 |
配備 | 2022年〜 |
製造元 | ヤヌアール・フロス陸軍工廠、他4陸軍工廠 |
性能 | |
車体長 | 12,76(m) |
全幅 | 3,98(m) |
全高 | 2,88(m) |
重量 | 65,5(t) |
懸架方式 | トーションバー方式 |
速度 | 70km(整地) 64km(不整地) |
主砲 | 60口径長砲身135mm滑腔砲(携行弾数35発) |
副武装 | REA-66式改12,7mm重機関砲(携行300発) REA-99型汎用7,62mm連装車載機関砲(携行450発) |
装甲 | 複合装甲、対化学反応合金、対APFSDS弾、対HEAT弾装甲、追加爆発反応装甲(追加装甲)、スラットアーマー(追加装甲) |
エンジン | E-88-R5(主エンジン)4ストロークV型12気筒液冷スーパーチャージド・ディーゼル、AB-1-P28(補助エンジン)1kW、2,000馬力 |
乗員 | 2名 |
ガルマニア大陸帝国陸軍?が2020年度より調達を開始した第三世代戦車。Erbe(後継者)の愛称を持つ。1両当たりの調達費は約250万マルク。1両当たり290万マルクで調達可能であった前級のErbe4に比べて高価になった要因は主に二つある。一つ目の要因は火力の増強である。Erbe4では安価な量産型砲である55口径125mm滑腔砲が搭載されていたが、第四連邦軍のT-15級主力戦車に対抗するあたり、本級では主砲を60口径135mm滑腔砲へと換装した。この60口径135mm滑腔砲は新型主力戦車「Erbe6(仮称)」へ搭載するために2019年に開発・制式化されたもので、従来の55口径125mm滑腔砲を一気に陳腐化させる程優秀な砲であった。二つ目の要因はさらなる重装甲化である。Erbe4ではRHA換算1000mmを発揮した複合装甲+爆発反応装甲部をさらに強固なものとし、重量が大幅に増加する代わりに車体前面部でRHA換算950mm、砲塔部でRHA換算1200mmを実現した。しかし重量が20t近く増加したため、前線部隊からの評価は決して高いものとは言えないようである。なお、副武装についてはErbe4と大差は無いようである。
開発にあたり紆余曲折、軍備縮小による配備遅延、いざ配備してみればすぐ陳腐化等いろいろな災難にあったErbe4を越える新型戦車の開発を要求された帝国軍開発局が2020年に製造を開始した。しかし、主砲の用意が間に合わず2023年までに116両しか配備されていない。
2020年度より製造が開始されたが、前述の通り主砲が要求スペックを満たせなかった。その結果量産開始は一年程度遅延し、量産型の製造開始は2021年度から開始された。しかし、高価な本級を製造するよりも、安価なErbe4の製造を進めるべきとの声が高まり、本級は量産計画を縮小せざるを得なかった。それでも製造は細々と継続され、2023年6月までには116両が完成した。完成した本級は一部が前線部隊に配備されたが評価はあまり芳しくなく、結局は回収され帝都近郊の帝国軍部隊に配備されることとなった。インフラ
が整備された都市部では本級はその真価を発揮し、2022年内戦?では迫り来る反乱連合軍を真正面から粉砕してみせた。以降この車両は帝都防衛軍及び、皇帝府麾下親衛装甲部隊への追加配備が決定し、大規模な生産ラインが整備された。帝国軍は2025年度までに2300両の本級を取得する予定である。
が整備された都市部では本級はその真価を発揮し、2022年内戦?では迫り来る反乱連合軍を真正面から粉砕してみせた。以降この車両は帝都防衛軍及び、皇帝府麾下親衛装甲部隊への追加配備が決定し、大規模な生産ラインが整備された。帝国軍は2025年度までに2300両の本級を取得する予定である。
帝国軍中央軍需開発局がErbe6搭載用に新規設計・開発した後装式長砲身滑腔砲。2018年に砲身が完成し試験を実施、2019年より制式化され製造が開始された。しかし量産は全く進まず、現在は67門の製造に留まっている。
- 諸元
- 作動機構
- 性能
- 砲弾・装薬
ガルマニア大陸帝国軍が1987年に制式化した重機関砲。
1,980mm(6P50)重量27kg(6P49)
25kg(6P50)
32kg(6P57)
60kg(6P58)
80kg(6P59)
- 種別
- 口径
- 弾装弾数
- 作動方式
- 全長
1,980mm(6P50)重量27kg(6P49)
25kg(6P50)
32kg(6P57)
60kg(6P58)
80kg(6P59)
- 発射速度
- 銃口初速820〜860m/秒
- 有効射程
ガルマニア大陸帝国軍が1966年に制式化した歩兵用機関砲の連装車載型。2018年に近代化改修された。
PKM:645mm
PKT:772mm
PKM:1,160mm
PKT:1,098mm
PKM:7,500g
PKT:10,500g
PKT:800発/分
- 種別
- 口径
- 銃身長
PKM:645mm
PKT:772mm
- ライフリング
- 使用弾薬
- 弾装弾数
- 作動方式
- 全長
PKM:1,160mm
PKT:1,098mm
- 重量
PKM:7,500g
PKT:10,500g
- 発射速度
PKT:800発/分
- 銃口初速
- 有効射程
市街地戦に重点を置いた設計のため市街地では高い戦闘能力を誇り、大量に搭載された機関砲により敵歩兵を駆逐しつつ、有利に戦闘できる。また、主砲仰角が75°まで指向でき、建物に隠れた敵を撃破することも可能となっている。さらに赤外線スコープ等により夜間戦闘でも高い威力を発揮できる。火力向上により殲滅力もさらに増強され、特定の条件下(市街地)では圧倒的な力を発揮する。
Erbe4改級主力戦車の装甲は他の東側戦車を大きく凌駕し、ガルマニア大陸帝国陸軍仕様の複合装甲?を車体前面及び砲塔全周に搭載しており、その厚みはRHA換算で860mmにも相当する。さらにその複合装甲には約50°の傾斜をつけ、耐久性の向上を図った。車体側面には395mmの均質圧延鋼装甲を約35°の傾斜をつけ搭載し、車体背面には260mmの均質圧延鋼装甲を搭載している。ガルマニア大陸帝国陸軍ではさらに爆発反応装甲を戦車に設置しており、爆発反応装甲を着けた状態のRHA換算は正面及び砲塔部で1200mm、車体側面で約650mmを発揮する。これはほとんどの対戦車ミサイルを弾くことが出来る値ではあるが本級は決して無敵ではなく、車体後部のマフラー付近や、エンジンハッチ上部等が装甲が薄いため弱点となっている。
Erbe級主力戦車には誘導撹乱型のWand(ヴァント、ガルマン語で壁の意)が搭載されている。これは砲塔前部に主砲を挟み込むように2基、主砲装甲の内側に内包されるようにして搭載されている。この装置は飛来する対戦車ミサイルが行う目標の照準と測距を混乱させるよう設計された電子光学式アクティブ防護システムである。史実におけるロシア連邦軍のシュトーラに類似した装置である。Wandはシュトーラと同様に水平に360度の周囲視界を、また-5度から+25度の上下視界を持つ。この範囲ではレーザーが発振され、自動的に砲塔を動かして対象へと主砲を指向させることが出来るように設計されている。そのため乗員が接近する敵歩兵に気づかなくても、対戦車ミサイルの接近を感知した時点で自動で装甲厚が一番高い砲塔正面及び防護システムWantを、飛来する対戦車ミサイルに対して向けることが可能なのである。基本的には妨害により照準をずらすことが出来る装置なのだが、万が一対戦車ミサイルが命中することも考慮した結果このようなシステムとなった。命中後は自動で赤外線カメラが作動し、敵歩兵の位置を即座に把握し反撃できるようになっている。また、車体上部の12,7mm機関砲もこの装置により管制することが可能であり、ハードキルアクティブ防御システムとしての運用が可能である。これはErbe4、及び4-2Mでの共通装備である。さらに、チャフや4連装対空ミサイルといったハードキル防御システムも搭載しており、装甲と合わせて高い防御力を示した。
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