RAC-03型航空母艦
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kingzeputozeta 2021年06月06日(日) 13:06:51履歴
| RAC-03型航空母艦 | |
 | |
| 要目 | |
| 全長 | 330m |
| 全幅 | 76m |
| 基準排水量 | 55000t |
| 満載排水量 | 80000t |
| 速力 | 40ノット |
| 乗員 | 2500名 |
| 搭載兵装 | 艦対空ミサイル用垂直発射装置8連装8基64セル 艦載近接防空用複合タレット6基 |
| 搭載機 | CS-3C戦闘機36機 St-40早期警戒機2機 Pv-86哨戒ヘリコプター12機 |
概要 
RAC-03型航空母艦は第四連邦の保有する原子力航空母艦。RAC-02型の改良型として計画され、1996年に1隻、1998年に1隻の計2隻が建造された。第四連邦初の原子力空母であり、第四連邦の「スーパーキャリアー装備計画」において「第三世代空母」と位置付けられ、次級のRAC-04型のための技術の多くを実証した。
能力
艦載機運用能力
飛行甲板
最大長320メートル、最大幅76メートルの飛行甲板を有している。甲板の面積は15000�屬鯆兇┐討い董∩闇い�RAC-02型と比較して拡大している。アングルドデッキは船体中心線と8度の角度があり、230mの長さがある。アングルドデッキ上にはヘリコプターや垂直離着陸機用に「A」〜「F」の6か所の離着陸ポイントが設けられている。
カタパルト
RAC-02型のSTOBAR方式の失敗を受け、RAC-03型ではスキージャンプとカタパルトを直列配置することで重量級の機体の運用能力を備えたCA&STOBAR(カタパルト補助付き短距離離陸拘束着艦方式)と呼ばれる独特な方式を採用している。
カタパルトは飛行甲板の前方に2基が搭載されている。カタパルトの長さは100mである。ただし、飛行甲板の形状の都合から同時に発艦することはできないため、片方が発艦している間はもう片方は待機することとなる。カタパルトは標準的な蒸気式カタパルトで、30tの機体を時速300kmに加速させる能力がある。カタパルトの管制は、両カタパルト間に設置されたカタパルト管制室が行う。蒸気式カタパルトを装備したことで、CS-3D艦上戦闘機の運用が可能になっていて、従来のVer-87戦闘機よりも広い範囲を攻撃することができる。
カタパルトは飛行甲板の前方に2基が搭載されている。カタパルトの長さは100mである。ただし、飛行甲板の形状の都合から同時に発艦することはできないため、片方が発艦している間はもう片方は待機することとなる。カタパルトは標準的な蒸気式カタパルトで、30tの機体を時速300kmに加速させる能力がある。カタパルトの管制は、両カタパルト間に設置されたカタパルト管制室が行う。蒸気式カタパルトを装備したことで、CS-3D艦上戦闘機の運用が可能になっていて、従来のVer-87戦闘機よりも広い範囲を攻撃することができる。
着艦制御装置
アレスティングギアとしては従来の油圧式のものを採用している。空気圧および油圧を利用したダンパーで衝撃を吸収し、その後油圧式の装置でワイヤーに張力を発生させる。また、アレスティングフックを損傷などで喪失した機体を強制着陸させるため、網状の強制滑走停止装置を搭載する。アレスティングワイヤーは3本装備されている。
格納庫
格納庫は全長200メートル、全幅30メートル、高さは最も低い部分で7.5メートルで、多数の航空機を収容することができる。被弾時に誘爆を防ぐため、格納庫は2枚の防火・耐爆シャッターによって4区画に区切ることができる。本級では最大でCS-3C戦闘機36機とPv-86哨戒ヘリコプター12機とSt-40早期警戒機2機を搭載する。搭載機すべてを収容する容積はなく、格納庫は主として整備スペースとして用いられる。航空機用エレベータは、アイランドの前後に1基ずつ設けられており、いずれも20m×20m、耐荷重40tである。
船体
船体自体はRAC-02型と同一のものを利用している。
艦内は11の防水隔壁によって区分されており、12の大まかな区画に分けられた。船底は全長にわたってダブル・ハルとされていて、両舷には幅4.5mの防雷区画が設けられていた(これらの区画の一部は燃料や清水タンクとして用いられている。)。これによって、艦が攻撃を受けて12区画のうち5区画が進水しても浮上し続けることが可能だった。船体の多くには鋼とガラス繊維からなる複合装甲が施されており、また弾薬庫や機関部などの重要区画には鋼とセラミックからなるさらに強靭な装甲が取り付けられていた。
甲板は竜骨から数えて合計27層で、最上層は飛行甲板、その下はハンガーなどで、残りの甲板の大半は居住区であった。
艦内は11の防水隔壁によって区分されており、12の大まかな区画に分けられた。船底は全長にわたってダブル・ハルとされていて、両舷には幅4.5mの防雷区画が設けられていた(これらの区画の一部は燃料や清水タンクとして用いられている。)。これによって、艦が攻撃を受けて12区画のうち5区画が進水しても浮上し続けることが可能だった。船体の多くには鋼とガラス繊維からなる複合装甲が施されており、また弾薬庫や機関部などの重要区画には鋼とセラミックからなるさらに強靭な装甲が取り付けられていた。
甲板は竜骨から数えて合計27層で、最上層は飛行甲板、その下はハンガーなどで、残りの甲板の大半は居住区であった。
機関
本級は第四連邦海軍初の原子力空母であり、その機関はA3Gと呼ばれる原子力機関である。600MWの出力を発揮するこの原子炉を2基搭載することによって、本級は40ノット近い速力での航行が可能である。また、この原子炉は艦内で使用するあらゆる電力の供給にも使用される。本級では戦時に被弾することを考慮し、船体の揺れに対応するために±45度のローリングと±15度のピッチングの中でも正常に動作するように設計されている。各原子炉はモジュールとなっており、故障時にも速やかな取り換えが可能である他、燃料交換も容易である。
自己防御兵装
RAC-02型よりは武装が削減されてはいるものの、本級も空母としてはかなりの重武装艦である。
本級では、8セル1単位のリボルバー式艦対空ミサイル用垂直発射装置を右舷側4か所、左舷側4か所の計64セル搭載する。ここには、原則として地上配備型戦域防空ミサイルシステム「ZRT-3」に搭載される「Z-20」を4発搭載する。リボルバー式の垂直発射装置によって高いレートでの対空射撃を可能にしている。「Z-20」はセミアクティブレーダーホーミングと赤外線誘導と無線指令誘導によって敵を撃墜するミサイルで、高い機動性を有する。中間誘導は指令誘導により行われ、終末誘導にはセミアクティブレーダーホーミングと赤外線誘導を併用する。射程は20km程度である。近代化改装後には、新型の艦対空ミサイルの発射装置が取り付けられた。近代化改装後のモデルでは、RAC-04型と同様、艦対空ミサイル用垂直発射装置を4セルずつ、右舷側に2か所、左舷側に2か所の計16セル搭載する。ここには、原則として地上配備型戦域防空ミサイルシステム「ZRT-4」に搭載される「Z-60」を4発搭載する。「Z-60」はデュアルバンドレシーバーによってSバンドとXバンドのレーダーのどちらでも中間誘導が可能で、終末誘導にはアクティブ/セミアクティブ両対応のシーカーを用い、艦艇のXバンドレーダーをイルミネーターとしてセミアクティブレーダー誘導で目標に突入するか、自分のレーダーで敵を捜索しアクティブレーダー誘導で目標を迎撃するかを切り替えることが出来る。射程は60kmである。
近接防空用に4基の複合CIWSを装備する。この複合CIWSは「ZV-2」と呼ばれるシステムである。短距離地対空ミサイル「Z-10」の8連装ランチャー2基と、30mm6連装ガトリングガンを備えている。「Z-10」は赤外線誘導によって誘導される撃ちっ放し式の艦対空ミサイルである。艦に接近するミサイルを捉え、推力偏向と4枚のフィンで急機動しながら突入する。高機動かつ高速なミサイルであるため、命中率はかなり高いとされる。「Z-10」の迎撃を掻い潜った敵に対しては、30mm6連装ガトリングガンが攻撃を行う。Kuバンドの捜索レーダーと射撃管制レーダーを収めたレドームによって照準が行われる。このレドームはファランクスのそれとは異なり、捜索レーダーと射撃管制レーダーのアンテナを別々に設けているため、捜索中追尾が可能である。
本級では、8セル1単位のリボルバー式艦対空ミサイル用垂直発射装置を右舷側4か所、左舷側4か所の計64セル搭載する。ここには、原則として地上配備型戦域防空ミサイルシステム「ZRT-3」に搭載される「Z-20」を4発搭載する。リボルバー式の垂直発射装置によって高いレートでの対空射撃を可能にしている。「Z-20」はセミアクティブレーダーホーミングと赤外線誘導と無線指令誘導によって敵を撃墜するミサイルで、高い機動性を有する。中間誘導は指令誘導により行われ、終末誘導にはセミアクティブレーダーホーミングと赤外線誘導を併用する。射程は20km程度である。近代化改装後には、新型の艦対空ミサイルの発射装置が取り付けられた。近代化改装後のモデルでは、RAC-04型と同様、艦対空ミサイル用垂直発射装置を4セルずつ、右舷側に2か所、左舷側に2か所の計16セル搭載する。ここには、原則として地上配備型戦域防空ミサイルシステム「ZRT-4」に搭載される「Z-60」を4発搭載する。「Z-60」はデュアルバンドレシーバーによってSバンドとXバンドのレーダーのどちらでも中間誘導が可能で、終末誘導にはアクティブ/セミアクティブ両対応のシーカーを用い、艦艇のXバンドレーダーをイルミネーターとしてセミアクティブレーダー誘導で目標に突入するか、自分のレーダーで敵を捜索しアクティブレーダー誘導で目標を迎撃するかを切り替えることが出来る。射程は60kmである。
近接防空用に4基の複合CIWSを装備する。この複合CIWSは「ZV-2」と呼ばれるシステムである。短距離地対空ミサイル「Z-10」の8連装ランチャー2基と、30mm6連装ガトリングガンを備えている。「Z-10」は赤外線誘導によって誘導される撃ちっ放し式の艦対空ミサイルである。艦に接近するミサイルを捉え、推力偏向と4枚のフィンで急機動しながら突入する。高機動かつ高速なミサイルであるため、命中率はかなり高いとされる。「Z-10」の迎撃を掻い潜った敵に対しては、30mm6連装ガトリングガンが攻撃を行う。Kuバンドの捜索レーダーと射撃管制レーダーを収めたレドームによって照準が行われる。このレドームはファランクスのそれとは異なり、捜索レーダーと射撃管制レーダーのアンテナを別々に設けているため、捜索中追尾が可能である。
C4ISR
航空管制
航空管制は発着艦管制システムの改良型が行う。このシステムは情報処理装置と複数のオペレーターからなる。
「発着艦管制システム」は発艦時には、甲板から発艦する戦闘機やヘリコプターについてスタート位置の指示を行ったり、甲板作業員に指示を出したりする。着艦時には戦術航法装置によって母艦周辺に誘導された艦載機について精測進入レーダーを用いてその管制を行う。RAC-02型と異なり、カタパルトを搭載する本艦ではカタパルト管制室が設けられ、ここのコンソールも「発着艦管制システム」に組み込まれた。
「発着艦管制システム」は発艦時には、甲板から発艦する戦闘機やヘリコプターについてスタート位置の指示を行ったり、甲板作業員に指示を出したりする。着艦時には戦術航法装置によって母艦周辺に誘導された艦載機について精測進入レーダーを用いてその管制を行う。RAC-02型と異なり、カタパルトを搭載する本艦ではカタパルト管制室が設けられ、ここのコンソールも「発着艦管制システム」に組み込まれた。
センサー
対空捜索用のレーダーとしては、四面固定型のパッシブフェーズドアレイレーダーである「PRV-6」と、通常のパラボラアンテナを用いる「PRV-4」を装備している。「PRV-6」はLバンドを用い、500~600kmの探知距離を発揮する「長距離捜索レーダー」ではあったものの、比較的高い分解能を有していた。これを小型化し、より分解能の高いSバンドを使用するように改良したものが「DIRV-1」として以降の第四連邦の艦艇に標準装備されることとなっていく。RAC-03型でもこの改装は行われ、2002年にレーダーをDIRV-1を大型化して巡洋艦などに搭載するために開発されたDIRV-2へと換装している。「PRV-4」は従来の艦艇と同様、大型の長距離捜索レーダーを補完するためのレーダーで、Sバンドを用いておよそ300kmの探知距離を発揮した。対水上捜索には「PRV-5」を用いた。
追尾用のレーダーとしては精測進入用の航空管制レーダーとして用いられる「TPRV-1」、地対空ミサイルシステムの火器管制レーダー「UORV-8」、長距離ミサイル用の水上追尾レーダー「PSRV-2」、対潜/対低空用の水上追尾レーダー「PSRV-3」を搭載した。
これらのレーダーは2012年の改装でDIRV-3とDIRV-4に換装された。「DIRV-3」はXバンド、「DIRV-4」はSバンドで動作するレーダーで、SバンドとXバンドを組み合わせることでステルス機に対しても捕捉が可能である。また、このレーダーは自己防御兵装の火器管制にも使用する。「DIRV-4」はセミアクティブレーダーホーミングミサイルを終末誘導するイルミネーターの役割を持つ。
追尾用のレーダーとしては精測進入用の航空管制レーダーとして用いられる「TPRV-1」、地対空ミサイルシステムの火器管制レーダー「UORV-8」、長距離ミサイル用の水上追尾レーダー「PSRV-2」、対潜/対低空用の水上追尾レーダー「PSRV-3」を搭載した。
これらのレーダーは2012年の改装でDIRV-3とDIRV-4に換装された。「DIRV-3」はXバンド、「DIRV-4」はSバンドで動作するレーダーで、SバンドとXバンドを組み合わせることでステルス機に対しても捕捉が可能である。また、このレーダーは自己防御兵装の火器管制にも使用する。「DIRV-4」はセミアクティブレーダーホーミングミサイルを終末誘導するイルミネーターの役割を持つ。
指揮統制
本艦は艦隊の旗艦となることを考慮し指揮統制能力にも優れていた。
艦橋において作戦レベルの指揮・統制中枢となるのが、任務部隊などの司令官の指揮所となる打撃群司令部指揮所で、ここでは艦隊の各艦と情報の共有を行う「テセウス」戦術情報処理システム、衛星・航空機の情報を統合的に管理する「戦略指揮管制システム」として「ズヴェズダ」戦術データリンクシステムおよび「チャイカ」艦載機用データリンクシステム、司令部との情報共有を行う「ユピーツェル」汎地球作戦指揮システムなどの運用を行う。その後、艦隊の各艦と情報の共有や司令部・衛星・偵察網の情報を統合的に管理する「ポセイドン」統合戦術指揮・データリンクシステムを運用可能に改装が行われている。これに対し、艦橋において戦術レベルの指揮・統制中枢となるのが、空母艦長の指揮所である空母戦闘指揮所である。ここでは、主に艦載機運用を指揮・統制する発着艦管制システム、「アイギス」艦艇自衛システムの運用を行う。
艦橋において作戦レベルの指揮・統制中枢となるのが、任務部隊などの司令官の指揮所となる打撃群司令部指揮所で、ここでは艦隊の各艦と情報の共有を行う「テセウス」戦術情報処理システム、衛星・航空機の情報を統合的に管理する「戦略指揮管制システム」として「ズヴェズダ」戦術データリンクシステムおよび「チャイカ」艦載機用データリンクシステム、司令部との情報共有を行う「ユピーツェル」汎地球作戦指揮システムなどの運用を行う。その後、艦隊の各艦と情報の共有や司令部・衛星・偵察網の情報を統合的に管理する「ポセイドン」統合戦術指揮・データリンクシステムを運用可能に改装が行われている。これに対し、艦橋において戦術レベルの指揮・統制中枢となるのが、空母艦長の指揮所である空母戦闘指揮所である。ここでは、主に艦載機運用を指揮・統制する発着艦管制システム、「アイギス」艦艇自衛システムの運用を行う。
同型艦
カール・マルクス
フリードリヒ・エンゲルス
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