RAC-04型航空母艦
最終更新：
kingzeputozeta 2021年06月20日(日) 11:09:26履歴
| RAC-04型航空母艦 | |
 | |
| 要目 | |
| 全長 | 360m |
| 全幅 | 80m |
| 基準排水量 | 80000t |
| 満載排水量 | 125000t |
| 速力 | 35ノット |
| 乗員 | 4500名 |
| 搭載兵装 | 艦対空ミサイル用垂直発射装置8連装4基32セル 艦載近接防空用複合タレット4基 |
| 搭載機 | CS-4C戦闘機72機 Bes-21多目的無人機12機 St-40早期警戒機4機 Tv-14輸送機4機 Pv-86哨戒ヘリコプター8機 *1 |
概要 
RAC-04型航空母艦は第四連邦の保有する原子力航空母艦。同国最大の軍用艦でもある。2008年から2020年にかけて4隻が建造された。本級は諸外国の大型原子力空母に対抗するために建造されており、高い艦載機運用能力を有している。
能力
艦載機運用能力
飛行甲板
全長355m、最大幅80mの巨大な飛行甲板を有している。甲板の面積は21000�屬鯆兇┐討い董∩闇い�RAC-03型と比較して大幅に拡大している。アングルドデッキは船体中心線と9度の角度があり、270mもの長さがある。アングルドデッキ上にはヘリコプターや垂直離着陸機用に「A」〜「H」の8か所の離着陸ポイントが設けられている。
カタパルト
前任艦であるRAC-03型と同様、スキージャンプとカタパルトを直列配置することで重量級の機体の運用能力を備えたCA&STOBAR(カタパルト補助付き短距離離陸拘束着艦方式)と呼ばれる独特な方式を採用している。
カタパルトは飛行甲板の前方に2基、アングルドデッキに2基の計4基が搭載されている。カタパルトは、従来の蒸気式カタパルトから電磁式カタパルトに改められている。カタパルトの全長は100mである。海軍がMF-04型フリゲートで試験運用中の152mmレールガンと同じ大容量蓄電器を装備し、使用する電力にもよるが、理論上はどのような重量の航空機であっても400km/hにまで加速させる能力を有する。従来の蒸気式カタパルトよりもエネルギー効率に優れているほか、機体の重量・強度にあわせて加速度を調整できることから機体への荷重を軽減できるとされる。電磁式カタパルトを搭載したことで、蒸気式カタパルトの運用に必要だった蒸気を通すための配管が不要となっていて、システム全体が軽量化されている。カタパルトの操作は、カタパルト管制室によって行われる。
カタパルトは飛行甲板の前方に2基、アングルドデッキに2基の計4基が搭載されている。カタパルトは、従来の蒸気式カタパルトから電磁式カタパルトに改められている。カタパルトの全長は100mである。海軍がMF-04型フリゲートで試験運用中の152mmレールガンと同じ大容量蓄電器を装備し、使用する電力にもよるが、理論上はどのような重量の航空機であっても400km/hにまで加速させる能力を有する。従来の蒸気式カタパルトよりもエネルギー効率に優れているほか、機体の重量・強度にあわせて加速度を調整できることから機体への荷重を軽減できるとされる。電磁式カタパルトを搭載したことで、蒸気式カタパルトの運用に必要だった蒸気を通すための配管が不要となっていて、システム全体が軽量化されている。カタパルトの操作は、カタパルト管制室によって行われる。
着艦制御装置
アレスティングギアは、アレスティングワイヤーと新型の電磁式アレスティングギアを組み合わせたものを採用する。従来のアレスティングギアでは、空気圧および油圧を利用したダンパーで衝撃を吸収し、その後油圧式の装置でワイヤーに張力を発生させていた。新型アレスティングギアでは、ウォータータービンを利用して衝撃を吸収、モーターによってワイヤーに張力を発生させるとしていて、これにより、着艦する機体の速度・強度・重量から、最も適した張力をワイヤーに発生させることができる。アレスティングワイヤーは3本装備されている。また、RAC-03型同様に、アレスティングフックが故障した航空機を無理やり着艦させるために、網状の強制滑走停止装置を搭載する。
これらの航空艤装の改良によって、RAC-04型では1日最大160ソーティの航空機運用能力を備えている。これらの航空艤装は、後述する航空管制システムと直結している。
これらの航空艤装の改良によって、RAC-04型では1日最大160ソーティの航空機運用能力を備えている。これらの航空艤装は、後述する航空管制システムと直結している。
格納庫
格納庫は全長215m、全幅30m、高さは最も低い部分で8mとされていて、多数の航空機を収容することができる。被弾時に誘爆を防ぐため、格納庫は3枚の防火・耐爆シャッターによって4区画に区切ることができる。平時では、CS-4C戦闘機72機、Bes-21多目的無人機12機、St-40早期警戒機4機、Tv-14輸送機4機、Pv-86哨戒ヘリコプター8機を搭載する。搭載機すべてを収容する容積はなく、格納庫は主として整備スペースとして用いられる。右舷の艦橋前方に2基、艦橋後方に1基、左舷の後部に1基の計4基の機体移送用エレベーターが、さらに右舷に3か所、左舷に3か所の計6か所に兵装輸送用のエレベーターが備えられている。エレベーターは、従来のケーブルを利用した機械的な駆動方式ではなく、電磁力を利用したものに改められている。これによって、メンテナンスに必要な要員を大幅に減らしている。機体移送用エレベーターは28m×18mの広さがあり、70tまでの重量物を運搬する能力がある。これにより、主翼を折りたたんだ状態の戦闘攻撃機を2機横並びに載せて運搬することができる。
船体
船体はモジュール構造とされている。全体を40か所を超えるモジュールに分割、それぞれを地方の工場で生産した後、シウダードトロツキーやベラクルスの造船所によって溶接し進水させる方式を取っている。モジュールには配管やその他設備もすでに取り付けられた状態で溶接が行われるため、船体完成後に艦内で行う作業の量が格段に減少しており、これが大幅な工期の短縮につながっている。
甲板は高強度強靭鋼を使用し、前任のRAC-03型よりも防御力を強化しつつ、重量はそのままに抑えられている。
艦内は15の高強度強靭鋼からなる防水隔壁によって区分されており、船底はダブル・ハルとされている。非常に高価値な艦である故、抗堪性は通常の空母よりも高く設計されている。まず、舷側には5メートル幅の防雷区画が設けられており、内部は燃料や清水のタンクとして活用されている。これによって、5区画に浸水しても浮力を維持し、航行を続行できる。水上部分の防御には、鋼とガラス繊維のサンドイッチ構造による軽量かつ頑強な複合装甲が用いられている。 原子炉区画と弾薬庫区画にはさらに二枚目の装甲が施されており、こちらは鋼とセラミックからなる本格的な複合装甲である。
甲板は高強度強靭鋼を使用し、前任のRAC-03型よりも防御力を強化しつつ、重量はそのままに抑えられている。
艦内は15の高強度強靭鋼からなる防水隔壁によって区分されており、船底はダブル・ハルとされている。非常に高価値な艦である故、抗堪性は通常の空母よりも高く設計されている。まず、舷側には5メートル幅の防雷区画が設けられており、内部は燃料や清水のタンクとして活用されている。これによって、5区画に浸水しても浮力を維持し、航行を続行できる。水上部分の防御には、鋼とガラス繊維のサンドイッチ構造による軽量かつ頑強な複合装甲が用いられている。 原子炉区画と弾薬庫区画にはさらに二枚目の装甲が施されており、こちらは鋼とセラミックからなる本格的な複合装甲である。
機関
本級ではRAC-03型に引き続き、原子力機関が採用されている。この原子炉「A4G」は標準的な加圧水型原子炉であり、熱出力750MWを発揮する。濃縮度20%のウラン燃料を燃料に使用し、燃料交換周期は12年、炉心の寿命は60年と見積もられている。本級ではこの「A4G」を2基搭載している。これらのエネルギーは艦の推進の他、各種システムの維持にも用いられる。これによって本艦は35ノットの速度で航行可能である。
本級では戦時に被弾することを考慮し、船体の揺れに対応するために±45度のローリングと±15度のピッチングの中でも正常に動作するように設計されている。各原子炉はモジュールとなっており、故障時にも速やかな取り換えが可能である他、燃料交換も容易である。
本級では戦時に被弾することを考慮し、船体の揺れに対応するために±45度のローリングと±15度のピッチングの中でも正常に動作するように設計されている。各原子炉はモジュールとなっており、故障時にも速やかな取り換えが可能である他、燃料交換も容易である。
自己防御兵装
本級では、艦対空ミサイル用垂直発射装置を4セルずつ、右舷側に2か所、左舷側に2か所の計16セル搭載する。ここには、原則として地上配備型戦域防空ミサイルシステム「ZRT-4」に搭載される「Z-60」を4発搭載する。「Z-60」はデュアルバンドレシーバーによってSバンドとXバンドのレーダーのどちらでも中間誘導が可能で、終末誘導にはアクティブ/セミアクティブ両対応のシーカーを用い、艦艇のXバンドレーダーをイルミネーターとしてセミアクティブレーダー誘導で目標に突入するか、自分のレーダーで敵を捜索しアクティブレーダー誘導で目標を迎撃するかを切り替えることが出来る。射程は60kmである。
さらに、近接防空用に4基の複合CIWSを装備する。この複合CIWSは「ZV-3」と呼ばれるシステムである。短距離地対空ミサイル「Z-15」の12連装ランチャー2基と、30mm6連装ガトリングガンを備えている。「Z-15」はパッシブレーダーホーミングと赤外線画像誘導によって誘導される撃ちっ放し式の艦対空ミサイルである。艦のESMシステムで敵対艦ミサイルのアクティブレーダーシーカーの発する電波をとらえてそこに向けてパッシブレーダーシーカーを起動しながら飛翔、その後赤外線画像誘導に切り替えて突入する。高機動かつ高速なミサイルであるため、命中率はかなり高いとされる。「Z-15」の迎撃を掻い潜った敵に対しては、30mm6連装ガトリングガンが攻撃を行う。Kuバンドの捜索レーダーと射撃管制レーダーを収めたレドームによって照準が行われる。このレドームはファランクスのそれとは異なり、捜索レーダーと射撃管制レーダーのアンテナを別々に設けているため、捜索中追尾が可能である。
さらに魚雷に対する迎撃兵装として324mm魚雷発射管を備え、ここから迎撃用の魚雷を発射することが可能である。艦に接近する魚雷は最終突入段階でソナーをアクティブに切り替える。本級ではその瞬間を探知し、高速で小回りの利く魚雷によってこれらを迎撃する。迎撃用の魚雷はスーパーキャビテーションにより200ノット以上の速度で航行可能で、艦のソナーが魚雷を探知した瞬間に発射される。アクティブソナーシーカーとパッシブソナーシーカーにより高い命中率を持つ。また、ソフトキル用に曳航式デコイも持つ。
また、DIR-3とDIR-4レーダーシステムは電子妨害機能が付与されている。これは対艦ミサイルなどのアクティブレーダーシーカーを妨害するのに使用する。
将来的には、指向性の高エネルギーレーザーと、開発中の57mm弾道修正弾を使用するCIWSが搭載されると考えられている。
これらの兵装は「アイギス」艦艇自衛システムにより一括して統制することも可能である。
さらに、近接防空用に4基の複合CIWSを装備する。この複合CIWSは「ZV-3」と呼ばれるシステムである。短距離地対空ミサイル「Z-15」の12連装ランチャー2基と、30mm6連装ガトリングガンを備えている。「Z-15」はパッシブレーダーホーミングと赤外線画像誘導によって誘導される撃ちっ放し式の艦対空ミサイルである。艦のESMシステムで敵対艦ミサイルのアクティブレーダーシーカーの発する電波をとらえてそこに向けてパッシブレーダーシーカーを起動しながら飛翔、その後赤外線画像誘導に切り替えて突入する。高機動かつ高速なミサイルであるため、命中率はかなり高いとされる。「Z-15」の迎撃を掻い潜った敵に対しては、30mm6連装ガトリングガンが攻撃を行う。Kuバンドの捜索レーダーと射撃管制レーダーを収めたレドームによって照準が行われる。このレドームはファランクスのそれとは異なり、捜索レーダーと射撃管制レーダーのアンテナを別々に設けているため、捜索中追尾が可能である。
さらに魚雷に対する迎撃兵装として324mm魚雷発射管を備え、ここから迎撃用の魚雷を発射することが可能である。艦に接近する魚雷は最終突入段階でソナーをアクティブに切り替える。本級ではその瞬間を探知し、高速で小回りの利く魚雷によってこれらを迎撃する。迎撃用の魚雷はスーパーキャビテーションにより200ノット以上の速度で航行可能で、艦のソナーが魚雷を探知した瞬間に発射される。アクティブソナーシーカーとパッシブソナーシーカーにより高い命中率を持つ。また、ソフトキル用に曳航式デコイも持つ。
また、DIR-3とDIR-4レーダーシステムは電子妨害機能が付与されている。これは対艦ミサイルなどのアクティブレーダーシーカーを妨害するのに使用する。
将来的には、指向性の高エネルギーレーザーと、開発中の57mm弾道修正弾を使用するCIWSが搭載されると考えられている。
これらの兵装は「アイギス」艦艇自衛システムにより一括して統制することも可能である。
C4ISR
航空管制
航空管制は「グニェズド」航空管制システムが行う。このシステムは情報処理装置と複数のオペレーターからなる。
発艦時には、発艦する機体の種類のみならず、搭載する武装や燃料の量などが考慮され、電磁式カタパルトによって最適な加速を行う。
着艦時には、以下のようなプロセスで着艦が行われる。まず、母艦へ帰投する航空機は、衛星航法を利用しつつ、母艦に搭載された戦術航法装置によって誘導される。続いて、後述する対空捜索レーダーであるDIRV-4によって捕捉され、さらに、より精密な目標監視が可能で、精測進入レーダーとしても用いられるDIRV-3対空捜索レーダーの支援の下、着陸管制が行われる。これらのレーダー情報は母艦の航空管制官と航空管制関連情報処理装置によって処理される。フラップやエンジンパワーについて、母艦から適切な数値が送信され、パイロットによる手動入力か、あるいは自動入力が行われる。
発艦時には、発艦する機体の種類のみならず、搭載する武装や燃料の量などが考慮され、電磁式カタパルトによって最適な加速を行う。
着艦時には、以下のようなプロセスで着艦が行われる。まず、母艦へ帰投する航空機は、衛星航法を利用しつつ、母艦に搭載された戦術航法装置によって誘導される。続いて、後述する対空捜索レーダーであるDIRV-4によって捕捉され、さらに、より精密な目標監視が可能で、精測進入レーダーとしても用いられるDIRV-3対空捜索レーダーの支援の下、着陸管制が行われる。これらのレーダー情報は母艦の航空管制官と航空管制関連情報処理装置によって処理される。フラップやエンジンパワーについて、母艦から適切な数値が送信され、パイロットによる手動入力か、あるいは自動入力が行われる。
センサー
主レーダーとして「DIRV-3」と「DIRV-4」の二つのフェーズドアレイレーダーを装備する。「DIRV-3」はXバンド、「DIRV-4」はSバンドで動作するレーダーで、SバンドとXバンドを組み合わせることでステルス機に対しても捕捉が可能である。また、このレーダーは自己防御兵装の火器管制にも使用する。「DIRV-4」はセミアクティブレーダーホーミングミサイルを終末誘導するイルミネーターの役割を持つ。本レーダーに付随する処理システムは、「ポセイドン」データリンクシステムに直結している。「ポセイドン」は空軍の「ゲルメス」や陸軍の「アレス」などのデータリンクシステムと互換性を有し、UHFを用いて見通し線内にてサブミリ秒単位でのリアルタイムデータリンクを可能としている。早期警戒機やUAV、各艦のレーダーの情報を即座に共有することができ、これらはミサイルの誘導にも使用可能である。このシステムによって、AWACSなどが発見した敵目標の座標が共有され、艦隊防空を担当するほかの防空艦より対空射撃が行われ、効果的な制空を行うことが可能となる。
航海用のシステムとしては、「PSRV-3」水上捜索用レーダーと、衛星測位システムを組み合わせた「ギド」航海システムが用いられる。
航海用のシステムとしては、「PSRV-3」水上捜索用レーダーと、衛星測位システムを組み合わせた「ギド」航海システムが用いられる。
指揮統制
本艦は艦隊の旗艦となることを考慮し指揮統制能力にも優れている。
艦橋において作戦レベルの指揮・統制中枢となるのが、任務部隊などの司令官の指揮所となる打撃群司令部指揮所で、ここでは艦隊の各艦と情報の共有や司令部・衛星・偵察網の情報を統合的に管理する「戦略指揮管制システム」として「ポセイドン」統合戦術指揮・データリンクシステム、「ユピーツェル」汎地球作戦指揮システムなどの運用を行う。これに対し、艦橋において戦術レベルの指揮・統制中枢となるのが、空母艦長の指揮所である空母戦闘指揮所である。ここでは、主に艦載機運用を指揮・統制する「グニェズド」航空機管制システム、「アイギス」艦艇自衛システムの運用を行う。
艦橋において作戦レベルの指揮・統制中枢となるのが、任務部隊などの司令官の指揮所となる打撃群司令部指揮所で、ここでは艦隊の各艦と情報の共有や司令部・衛星・偵察網の情報を統合的に管理する「戦略指揮管制システム」として「ポセイドン」統合戦術指揮・データリンクシステム、「ユピーツェル」汎地球作戦指揮システムなどの運用を行う。これに対し、艦橋において戦術レベルの指揮・統制中枢となるのが、空母艦長の指揮所である空母戦闘指揮所である。ここでは、主に艦載機運用を指揮・統制する「グニェズド」航空機管制システム、「アイギス」艦艇自衛システムの運用を行う。
同型艦
ウラージミルレーニン
レフ・トロツキー
レフ・セドフ
バルタザール・グランディーン
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