最終更新: kingzeputozeta 2021年07月17日(土) 17:46:50履歴
Shv-96 | |
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機体概観 | |
機種 | 攻撃ヘリコプター |
運用者 | 第四インターナショナル連邦共和国人民解放地上軍 |
機体名 | Shv-96 |
就役期間 | 1998年〜現在 |
性能 | |
全長 | 18m |
メインローター直径 | 18m |
全高 | 3.9m |
航続距離 | 2400km |
最大速度 | 360km/h |
乗員 | 2名 |
武装 | 30mm機関砲1門 外部ハードポイント6箇所 |
Shv-96の固定武装は、機首に固定装備されたターレットに取り付けられた30mm機関砲である。ガス圧利用方式のシンプルな構造のため軽量であり、最大で毎分600発のレートでの射撃が可能である。使用する弾薬は30×165mmで、通常は徹甲焼夷弾と焼夷榴弾が1:4の割合で混合された弾薬ベルトを用いる。ターレットは左右120度の範囲で旋回させることができ、広い範囲を掃射することができる。
胴体中央の固定翼部分には6か所のハードポイントがある。ここにはMAT-4やMAT-7やMAT-9のような対戦車ミサイルが1か所につき4基搭載可能である。このため、Shv-96では最大で24発の対戦車ミサイルを搭載可能である。この他には、57mmロケット弾の32連装ランチャー、87mmロケット弾の20連装ランチャー、122mmロケット弾の5連装ランチャー、240mmロケット弾、増槽などが搭載可能である。なお、6か所すべてに増槽を搭載し、機内燃料も最大まで注入すれば、航続距離は2400kmに達する。
特に重要な兵装はMAT-9対戦車ミサイルである。慣性誘導・指令誘導による中間誘導とアクティブレーダー誘導による終末誘導を行うこのミサイルは、後述するレーダーと組み合わせて撃ちっぱなしでの運用が可能である。
胴体中央の固定翼部分には6か所のハードポイントがある。ここにはMAT-4やMAT-7やMAT-9のような対戦車ミサイルが1か所につき4基搭載可能である。このため、Shv-96では最大で24発の対戦車ミサイルを搭載可能である。この他には、57mmロケット弾の32連装ランチャー、87mmロケット弾の20連装ランチャー、122mmロケット弾の5連装ランチャー、240mmロケット弾、増槽などが搭載可能である。なお、6か所すべてに増槽を搭載し、機内燃料も最大まで注入すれば、航続距離は2400kmに達する。
特に重要な兵装はMAT-9対戦車ミサイルである。慣性誘導・指令誘導による中間誘導とアクティブレーダー誘導による終末誘導を行うこのミサイルは、後述するレーダーと組み合わせて撃ちっぱなしでの運用が可能である。
最大の特徴は、メインローター上部に設置された球状のレドームに装備された強力な対地レーダーである。次期主力攻撃ヘリとしてShv-96には全天候攻撃能力が要求された。その結果開発されたこのレーダーは、Kaバンドを用い、128目標を追跡、そのうち24目標にミサイルを誘導して攻撃を行う能力を有している。レーダーは30秒以下の時間で起動し、機体の前方270度、距離8kmを捜索する。同時に探知可能な目標の数は数百以上で、そのうち128目標について、正確な位置、移動速度、移動方向、さらには戦車、装甲車、トラックなどといった種別を特定する。そして、それらの情報を基に脅威度を判別し、脅威度の高い順に24目標を兵装担当士官の座席のカラーディスプレイに映し出す。兵装担当士官はこれらの情報を基に攻撃を決定して指示を下す。またこのレーダーには地形追従モードもあり、前方90度をマッピングし、航法の補助とすることもできた。
また、Shv-74Bと同様に、機首にTVカメラ・FLIRとレーザー測距/照準装置を統合したポッドを装備している。ポッドは搭乗員のヘッドマウントディスプレイと連動して動き、これによって夜間でも問題なく前方視界を得て飛行したり、目標を捜索して攻撃したりすることができる。ポッドは上に20度、下に60度、左右に120度旋回させることができ、広い範囲を見ることができる。レーザー照準装置のレーザーは最大8km先まで届く。従来より向上した画像安定化技術によって、非常に高い解像度を有している。
Shv-96はデータリンクシステムも重要視されており、「ロシャーツ」戦術データリンクシステムと衛星測位システムを組み合わせ、リアルタイムで敵味方の座標や各種情報をやり取りできるようになり、味方への誤射や攻撃目標の重複などを防いでいる。
また、Shv-74Bと同様に、機首にTVカメラ・FLIRとレーザー測距/照準装置を統合したポッドを装備している。ポッドは搭乗員のヘッドマウントディスプレイと連動して動き、これによって夜間でも問題なく前方視界を得て飛行したり、目標を捜索して攻撃したりすることができる。ポッドは上に20度、下に60度、左右に120度旋回させることができ、広い範囲を見ることができる。レーザー照準装置のレーザーは最大8km先まで届く。従来より向上した画像安定化技術によって、非常に高い解像度を有している。
Shv-96はデータリンクシステムも重要視されており、「ロシャーツ」戦術データリンクシステムと衛星測位システムを組み合わせ、リアルタイムで敵味方の座標や各種情報をやり取りできるようになり、味方への誤射や攻撃目標の重複などを防いでいる。
Shv-96の機体は、全体的にアルミ合金、チタン合金、炭素繊維複合材を多用している。コックピット周辺は炭化ホウ素製の防弾材で、キャノピーは防弾ガラス繊維により覆われており、角度によっては20mm徹甲弾から乗員を保護する。また機体のその他の部分の大半は14.5mm徹甲弾に対する防御力がある。さらに、コックピット下部には衝撃を吸収するセラミックのタイルと破片からパイロットを守る化学繊維が設けられ、機体が墜落した際に構造材にエネルギーを吸収させて乗員を保護する。メインローターはチタン合金と炭素繊維複合材を用いて作られており、23mm榴弾が直撃しても30分以上飛行を継続することができる。また、油圧と電気の2系統の操縦系統を有し、トランスミッションも潤滑油がすべて失われても30分間は動作する。
Shv-96は2600馬力の大出力ターボシャフトエンジン2基によって時速360kmでの飛行を可能としている。この大出力のエンジンによって、片方のエンジンが被弾するなどして停止したとしても速度を低下させて飛行することができる。また、機体中央の燃料タンクは自己漏洩防止式となっている他、機上不活性ガス生成装置と自動消火装置を備えている。
Shv-96Bではより射程の長いMAT-10対戦車ミサイルの装備が可能となっている。MAT-10はMAT-9の数倍の射程を有する長射程の対戦車ミサイルで、最大射程は30kmにも達し、敵防空兵器の射程圏外から攻撃することができる。MAT-10は1つのハードポイントに最大2つまでが搭載可能である。Shv-96Bが対戦車運用される場合は、MAT-10の連装ランチャー2基とMAT-9の4連装ランチャー4基を搭載することが多い。
レーダーについては性能が向上しており、新たに空対艦モードが追加され、これにより洋上を航行する小型舟艇に対しても攻撃を可能とした。また、探知距離・追尾可能距離も拡大し、最大20kmの範囲内の地上目標を追尾することができるようになった。また、信号処理を行うコンピュータも高性能化したため、分解能が向上した他、従来A型で報告されていた「市街地や森林地帯で使用すると実際には何もない場所に敵がいるかのように表示される」といった不具合も修正された。
さらに照準に用いるポッドについても高性能化と共にセンサーフュージョンが可能となり、ポッドとレーダーの情報を統合してディスプレイに表示することが可能となった。
データリンクシステムについても大幅に強化が行われ、陸軍の「アレス」戦術データリンクシステムに対応した。これはサブミリ秒単位でセンサーの情報を共有できるシステムで、これを利用することで各種車両と航空機のセンサーの情報を統合し、レーダーが使用できない状況下において他のShv-96や無人機のレーダーを用いて目標を認識してミサイルを発射したり、逆に自機のレーダーの情報を無人機や車両に提供することができるようになった。
さらに照準に用いるポッドについても高性能化と共にセンサーフュージョンが可能となり、ポッドとレーダーの情報を統合してディスプレイに表示することが可能となった。
データリンクシステムについても大幅に強化が行われ、陸軍の「アレス」戦術データリンクシステムに対応した。これはサブミリ秒単位でセンサーの情報を共有できるシステムで、これを利用することで各種車両と航空機のセンサーの情報を統合し、レーダーが使用できない状況下において他のShv-96や無人機のレーダーを用いて目標を認識してミサイルを発射したり、逆に自機のレーダーの情報を無人機や車両に提供することができるようになった。
機体についても改良が行われており、新しい炭素繊維複合材を使用することで、従来と同等の重量で15%以上防御力を向上させることに成功した。また、メインローターについては全複合材料性となり、軽量化が図られた。さらに、機体後部のテールローターは従来のX字翼からダクテッドファン方式へ変更された。
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