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Str-90
機体概観
機種攻撃機
運用者第四インターナショナル連邦共和国人民解放陸軍
機体名Str-90
就役機関1998年〜現在
性能
全長15.4m
全幅14.4
全高4.8m
速力マッハ0.8
航続距離2800km
乗員1名
兵装30mm機関砲
ハードポイント10箇所

概要

Str-90は第四インターナショナル連邦共和国が開発した攻撃機。30mm機関砲と10箇所のハードポイントを有し、豊富な対地火力を投射できる。

能力

武装
Str-90は固定武装として30mmガスト式機関砲を搭載している。これは毎分3000発のレートで高威力の30×165mm弾を投射することができる強力な機関砲である。Str-90は30×165mm弾を最大で1000発搭載することが可能である。給弾は鋼製のベルトリンクにより行われる。通常は、徹甲焼夷弾と焼夷榴弾が1:4の比率で混合されている。通常は、1~2秒間のバースト射撃を繰り返して敵を殲滅することとなっている。

主翼下には10か所のハードポイントを備えている。Str-90Aはレーザー照準ポッドによってセミアクティブレーザー誘導方式の空対地ミサイルおよび誘導爆弾が運用可能となっていた他、兵装との画像データリンクにも対応、TVカメラ誘導方式の空対地ミサイルも運用可能とされている。通常はATM-3対戦車ミサイル、ATM-4空対地ミサイル、ATM-5対レーダーミサイル、100kg、250kg、500kg、1500kgなどの各種爆弾、85mm、130mm、240mmなどの各種口径のロケット弾などが運用される。武装は最大で8000kgまで搭載可能である。
アビオニクス
Str-90は当初、セミアクティブレーザー誘導およびTVカメラ誘導の空対地兵装のみが検討されており、レーダーは装備していなかった。その後1990年代に、アップグレードが行われ、結果としてこれは改善された。

アップグレードによって搭載されたレーダーは、胴体下に装備されている。このレーダーは水平偏波を用いるパッシブフェーズドアレイレーダーであり、グランド・マッピング、高解像マッピング、空対地距離測定、地形追従、合成開口などの各種モードが使用可能であり、優れた対地攻撃能力を発揮可能である。40kmの範囲内で地上の6目標を同時追尾可能な性能を有している。

Str-90では、セミアクティブレーザー誘導の空対地兵装を運用するために、機首下面に前方監視用の赤外線TVカメラ、照準用の赤外線TVカメラ、レーザー測距装置、レーザー目標追跡指示装置を統合した「メーチ」照準ポッドを備えていた。前方監視用の赤外線TVカメラで目標の大まかな位置を探知した後、照準用の赤外線カメラで火器管制に必要なレベルでの詳細な情報を取得、レーザーを照射し測距・追尾によるレーザー誘導兵器の誘導を行った。1990年代にはここにもアップグレードが行われ、余剰スペースにKaバンドレーダーが搭載され、8kmの範囲内で400以上の目標を探知し、100目標に対して精密な位置評定、移動速度、移動方向を検出することが可能になっている。

Str-90では、画像+データリンク誘導式の対戦車ミサイルの運用も可能となっていた。照準ポッドの映像やミサイルのシーカーの映像は、コックピットの真空管ディスプレイに映し出されるようになっていた。1990年代にこれはアップデートされ、カラー液晶ディスプレイ2基が装備された。

1990年代に行われた改修では、このほかに衛星航法装置の搭載や、データリンク用の端末の搭載も含まれている。データリンク用の端末により、早期警戒管制機などから情報を受け取って対地攻撃を行うことなども可能になっている。
機体
Str-90で最も注意が払われたのは生産性と耐久性である。高い生産性と耐久性を実現するため、Str-90ではいくつかの工夫が行われていた。

まず、乗員の生存性を向上させるため、コックピット周辺は最も薄い部分で12mm、最も分厚い部分で40mmのチタン合金装甲で覆われたことが挙げられる。これは、コンピュータによる被弾シュミレーションに基づき、乗員の防護に最適化されていた。チタン合金の装甲は合計で420kgもの重さがあった。最も分厚い部分では、57mm対空砲の直撃にも耐えうる防御力があった。着弾時の装甲の内部剥離に対しても対策が行われており、強靭な合成繊維によって内張が施されていた。また、キャノピーも防弾アクリルで作られており、全周で7.62×63mm弾の射撃に耐える防御力が確保された。キャノピー前方は23mm機関砲の射撃にも耐えうる防御力を有した。

第二に、エンジンへの被弾時にもう片方のエンジンがダウンすることを防ぐため、両エンジンの間にチタン合金の装甲版がはさまれたことが挙げられる。Str-90は低速ながらも片方のエンジンで飛行を続けることが可能なように設計されていた。このため、メキシコ麻薬戦争においてStr-90がカルテル勢力に攻撃を行った際、カルテル勢力の保有する空対地ミサイルにより片方のエンジンを破壊された機体が続出したが、大半の機体は無事に帰投し、修理を受けて再出撃している。

第三に、外板と縦通材を一体成型し、高い生産性と耐久性を両立していることが挙げられる。これにより、修復も容易であり、しかも修復には簡易な素材しか必要としない。

第四に、燃料タンクと周辺の配管が厳重に防護されている点が挙げられる。燃料タンクは自己防漏式で自動消火システムを備えている。Str-90では燃料タンクを現代の潮流であるインテグラルタンクとするのではなく、意図的に分離している。これは、燃料タンクに空間装甲の役割が期待されているためである。燃料タンクは冗長性の確保のため4基用意されており、これらは全て胴体中央に配置される。タンクの内外面には樹脂製の細かい網が取り付けられていて、これによって被弾時にタンクの部品が飛散して被害が拡大することを防ぐ。タンクは投棄可能であり、被弾によって危険な状況となれば、即座に切り離すこともできる。

この他にも、2重の油圧系統と1重の機械式リンク系統からなる非常に高い冗長性を備えた制御システムなど、様々な特徴がある。
エンジン
エンジンは50kNの推力を発揮するものを双発で搭載している。このエンジンの特徴として、比較的低品質な燃料であっても動作する点が挙げられる。これにより、戦闘機部隊や戦車部隊に高品質な燃料を優先して供給することができる。具体的には、ジェット燃料のほか、ガソリンや軽油、さらにはアルコールなども使用可能である。もちろん、低品質な燃料であればあるほど、性能は悪化する。エンジンは高バイパス比のターボファンエンジンであり、亜音速域での燃費が良好である。なお、高バイパス比であることは、赤外線の排出量を低減させることにもつながっている。

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