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T-10
基本情報
種類主力戦車
運用者第四インターナショナル連邦共和国人民解放陸軍
性能
全長9(m)
車体長8(m)
全幅4(m)
全高2.5(m)
重量50(t)
懸架方式トーションバー
速度80(km/h)
主砲55口径125mm滑腔砲
副武装7.62mm機関銃(主砲同軸)
12.7mm重機関銃(砲塔上面)
多目的ランチャー(砲塔下部)
エンジン1500馬力
乗員3(名)

概要

T-10は第四連邦地上軍が開発した主力戦車。1000両が調達される見込み。

能力

火力

試作型では56口径125mmを搭載していた。量産型では新開発の60口径125mm滑腔砲を採用するとされている。主砲の発射速度が毎分12発と非常に高レートで、後述するデータリンクシステムと併せて、時間当たりに撃破可能な目標数は非常に高い。高初速であるため、主砲の有効射程は8kmとかなり長大である。この主砲向けに開発された新型APFSDSは900mmの劣化ウランからなる弾芯を持ち、2000m/sの砲口初速で撃ち出され、2000m先の目標に対してRHA換算で1050mmの装甲貫徹力を有する。その他、HEAT弾やHE弾、キャニスター弾の使用も可能である。HEAT弾やHE弾に関しては起爆タイミングを調整することが可能で、重装甲のトーチカを攻撃する際と歩兵などの軟目標を攻撃する際で起爆タイミングを変えることでそれぞれに効果的な攻撃を行える。主砲の直接照準時の最大射程は6000m、間接照準時の最大射程は15000mに達する。

また主砲はガンランチャーとしても使用可能で、「MAT-6」対戦車ミサイルの発射が可能である。「MAT-6」は125mm砲からの発射に対応した対戦車ミサイルで1970年頃から使用されているが、T-10の搭載する最新型では最大9000mの射程を有していて、800mmの装甲貫徹力を有する。最大の特徴は3重タンデム弾頭を採用していることで、これにより2重に爆発反応装甲を装備する敵にも致命的な一撃を加えることができる。またトップアタックモードも有していて、戦車の弱点の1つである天板を攻撃することができる。
副兵装としては、主砲同軸に7.62mm軽機関銃を、砲塔上部に12.7mm重機関銃を搭載している。12.7mm重機関銃は全周式のタレットとなっていて、徹甲焼夷弾を発射して軽装甲目標やヘリコプターへの攻撃に用いられる。操作は車体内部から遠隔で行われる。

射撃管制装置は非常に優秀な最新型のものを使用している。走行中も主砲の照準を目標に指向し続ける自動追尾機能があり、タッチパネル操作で主砲の発砲が可能である。このため、移動中の目標に対する行進間射撃、スラローム射撃、後退間射撃を可能とする。敵戦車を索敵する際は、暗視機能を持つ全周式カメラに加えてセンチ波レーダー、赤外線捜索装置、レーザーを用いた光学レーダーなどを使用する。さらに、大容量高速通信が可能な低被探知データリンクシステムである「アレス」戦術データリンクシステムにより、地上部隊はもちろん、UAVやヘリコプターからも敵の位置情報を入手可能である。このシステムを利用した小隊規模の戦車同士のデータリンクを用いれば、全センサーが適切に機能する条件下においては最大10目標を同時捕捉し、これに対する小隊単位での同時射撃が可能となる。

防御力

チャリオット共通戦闘プラットフォーム?の車体を共有している。砲塔内に乗員が搭乗せず、車体前部の装甲カプセルの内に3名全員が搭乗する。被弾率の最も高いこの部分が小型化されたため、乗員の生存率の向上に繋がっている。車体と砲塔の全面はモジュール式の複合装甲を装備する。

車体正面と車体側面前部には爆発反応装甲「リアクツィオン-トレス」が装備可能である。「リアクツィオン-トレス」は18mmの鋼板で起爆剤を挟み込む構造の爆発反応装甲である。車載するミリ波レーダーによって砲弾を感知すると「リアクツィオン-トレス」がその方向に向けて射出される。T-10ではこれを3枚重ねで装備しており、デコイを用いる対戦車ミサイルや3重タンデム構造の対戦車ミサイルをも迎撃可能である。また、APFSDSに対しても成形炸薬弾と同じ要領で衝突することによって破断させ、貫徹力を大幅に減衰させられる。

また砲塔には「バザーリトII」アクティブ防護システムを備えている。「バザーリトII」はハードキルタイプのアクティブ防護システムとソフトキルタイプのアクティブ防護システムを統合して開発されたハード/ソフトキルが可能なアクティブ防護システム「バザーリト」を改良したものである。本システムはミリ波レーダー、LIDAR、レーザー検知装置、赤外線検知装置、赤外線カメラを用いて敵の対戦車ミサイルやAPFSDSを検知する。レーザー検知装置によって敵対戦車ミサイルが照準に使用するレーザーを検知した場合は、非透過性の黒色のエアロゾルを散布するスモークグレネードを射出する。赤外線検知装置によって敵対戦車ミサイルが照準に使用する赤外線を検知した場合は、コード化された赤外線パルスを照射してこれを妨害する。さらに、ミリ波レーダーによって敵対戦車ミサイルを検知した場合は、高速で飛翔体を射出し、破片効果による迎撃を狙う。現状「バザーリトII」は1800m/sまでの飛翔体に対してかなりの防御効果を発揮することが可能となっている。

これらに加えて、追加装甲のパッケージが存在する。車体と砲塔の全周、そして天板に装着されるこれらの追加装甲は、合計で25tの重さがある。追加装甲パッケージ全てを装着した場合、重量は最大戦闘重量の70tに達する。最大戦闘重量時の防御力は、車体正面で対APFSDSが1400mm、対HEATが1600mmとなる。

与圧式の対NBC防護が施されており、高濃度の放射性物質・生物兵器・化学兵器に汚染された環境でも活動が可能である。

機動力

軽量で小型の多燃料対応型ディーゼル・ガスタービン複合エンジンを採用しており、1500馬力を発揮する。エンジンの理論上の最大出力は2000馬力ではあるが、通常で出される事はまず無く、その出力を出した場合、走行時間は大幅に短くなる。2000馬力での走行時間は2000時間、1200馬力での走行時間は10000時間である。国内のあらゆる自然環境に対応するため、マイナス70度から60度までの範囲の温度、最大99.89%までの湿度、標高4000m相当の低酸素環境で正常に動作するよう設計されている。3重のエアフィルターによってエンジンに吸引される99.89%の粒子を除去可能で、砂漠などの環境でも高い信頼性を維持する。出力重量比は通常時で30、最大戦闘重量時でも21.5と非常に高く、最高速度は時速80kmから90kmにもなる。変速機はミレニアムと同様の油圧機械式無段階自動変速操向機を採用、従来の第四千社で問題とされた後退速度の不足が解決したほか、エネルギー伝達効率の改善、旋回半径の縮小などに恩恵がある。

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