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T-80
基本情報
種類主力戦車
運用者第四インターナショナル連邦共和国人民解放陸軍
性能
全長9.5(m)
車体長6.7(m)
全幅3.6(m)
全高2.7(m)
重量T-80A:64(t)
懸架方式トーションバー
速度65(km/h)
主砲56口径125mm滑腔砲
副武装7.62mm機関銃(主砲同軸)
12.7mm重機関銃(砲塔上面)
エンジンT-80A:1200馬力
T-80B:1500馬力
乗員3(名)

概要

T-80は第四連邦地上軍が運用する主力戦車。1982年に開発された。T-60の後継として最新技術を大量に投入して作られた戦車で、T-70よりも量産性・整備性に劣るものの性能はT-70を大きく凌駕しており、精鋭部隊を中心に配備された。

能力

T-80A

概要
T-60の後継で、T-70とハイローミックス運用することを前提としている。M1A1に改修無しで対抗することが目標とされていた。
攻撃力
56口径125mm滑腔砲を搭載、劣化ウラン弾芯を備えるAPFSDS弾を使用可能で、貫通力は2000mで均質圧延装甲換算で800mmに達すると言われている。APFSDSの他には、T-70同様に、コンクリートトーチカなどへの硬目標への攻撃に用いられるHEAT弾、軟目標への攻撃に用いられるHE弾、歩兵などへの攻撃に用いられるキャニスター弾が使用できる。また、6000mの射程を持つ主砲発射式の対戦車ミサイル「MAT-6」を使用可能で、これによって敵戦車へのアウトレンジ攻撃を可能にする。最大の特徴は優秀な索敵能力と火器管制能力である。砲手用にはレーザー測距装置と赤外線暗視装置が統合された1〜10倍倍率の照準装置が取り付けられている。また、風向センサー、砲手用レーザー測距装置、ジャイロを利用した傾斜測定装置などの各種センサーはデジタル式の弾道計算機と連動して、各種気象・地形条件でも高い命中率を維持できる。砲は照準具安定装置により安定化され、車体が上下に揺れたり、左右に方向転換しても、砲口を目標に指向し続けることができる。これによりT-80は高い命中率を有しており、2000m先の移動目標に対して次弾命中率はほとんど100%とされている他、走行間射撃能力などにおいても優れるとされる。
また、T-80では車長用にもペリスコープが用意されている。これは砲手用と同様に1〜10倍倍率となっており、アクティブ・パッシブ兼用の赤外線暗視装置によって暗視能力を有する。これにより、砲手が照準中に車長が索敵を行うことが可能で、ハンターキラー能力を有している。
データリンクシステムについてもT-70B型と同程度のものを初期から搭載している。従来は車両同士の連絡手段が無線通信程度しかなかったのに対し、B型では衛星測位システムと「ロシャーツ」戦術データリンクシステムによってリアルタイムで敵味方の座標や各種情報をやり取りできるようになり、味方への誤射や攻撃目標の重複などを防いでいる。
防御力
T-60やT-70を元にして設計されているが、防御力のレベルは段違いである。鋼鉄とチタン合金とセラミックを使用した複合装甲をモジュール式に搭載、内側に中性子爆弾対策を目的とした水素吸引合金と内部剥離した装甲から乗員を保護する特殊繊維を有する。装甲の内部には劣化ウラン製のAPFSDSに対応するため劣化ウランを網状に織り込んでいる。T-80の重量は64tで、T-70よりも20t程度重いが、この増加分の重量の大半は装甲の強化に使用されている。砲塔周囲やサイドスカート、車体前部下面には金網入ゴム板が装備されていて成形炸薬弾対策となっている。
車体には爆発反応装甲「リアクツィオン-ドス」を標準装備する。15mm鋼板を2枚重ねのサンドイッチ構造にしてタンデムHEAT弾頭にも対応するこの爆発反応装甲は弾芯強度の低いものであればAPFSDSであっても破砕できる。アクティブ防護システムとしてグラニートおよびアンデサイターシステムを搭載する。ミリ波レーダーで敵弾を感知して迎撃するこれらのシステムは1500mm/sまでの速度で飛翔する物体に対応可能である。「グラニート」はハードキル型で、散弾状に金属製の飛翔体を射出して敵弾を迎撃する。「アンデサイター」はソフトキル型で、赤外線妨害装置、レーザー妨害装置、煙幕展開装置で赤外線検知式とレーザー誘導式の対戦車ミサイルを無力化する。 これに加えて、砲塔正面には「プロテハー」と呼ばれる特殊な装甲が取り付けられている。この装甲は複合装甲と爆発反応装甲を組み合わせた特殊装甲で、APFSDSに対してその威力を大幅に減衰させる効果があるとされている。
機動力
エンジンとしては、多燃料対応型ディーゼル・ガスタービン複合エンジンを採用している。出力は1500馬力で、時速32kmまで6秒で加速し、不整地で65km/hの最高速度を発揮する。ガスタービンは補助動力装置として独立作動させることができ、10kWの電力を発電できる。排気ガスが高温になると、戦車周辺の乗員が火傷を負ったり、赤外線追尾式の敵対戦車ミサイルなどに対して不利であるため、冷却装置によって排気ガスの温度を通常のディーゼルエンジンと同等まで低下させている。これは非常に複雑なシステムであり、前線での修理は困難とされている。

T-80B

概要
T-80BはT-80Aを改良したモデル。火力、防御力、機動力、信頼性の全てが向上していて、2040年まで運用される見込みである。
攻撃力
より強力な長弾芯APFSDSを装備することができるようにするため、砲塔と車体それぞれが改修された結果、T-10向けに開発された1000mmの弾芯長を持つAPFSDSまで、あらゆる125mm砲弾に対応している。これに伴い、ターレット・リングも大型化されている。
射撃管制装置はT-10からのフィードバックで大幅に強化されている。自動的に照準を目標に指向し続ける機能があり、走行間射撃、後退間射撃、スラローム射撃などが可能になっている。これによって射撃時に敵に姿を晒す時間を最小限に抑えることができる。各種センサーもアップグレードされており、超高解像度赤外線暗視装置、センチ波およびミリ波レーダー、LIDARなどが搭載されている。データリンクシステムも強化されており、より高速かつ大容量の通信を探知されにくく行うことができるようになった。
防御力
T-10の技術がフィードバックされている。特に重要なのは高強度セラミックの開発で、これによって劣化ウラン製の網が織り込まれていた従来の装甲と同等の防御力を大幅に軽量化して実現している。素の重量は56tにまで低減されている。車体正面の防御力は、均質圧延装甲換算で900mmに達している。

車体正面と車体側面前部には爆発反応装甲「リアクツィオン-トレス」が装備可能である。「リアクツィオン-トレス」は18mmの鋼板で起爆剤を挟み込む構造の爆発反応装甲である。車載するミリ波レーダーによって砲弾を感知すると「リアクツィオン-トレス」がその方向に向けて射出される。T-10ではこれを3枚重ねで装備しており、デコイを用いる対戦車ミサイルや3重タンデム構造の対戦車ミサイルをも迎撃可能である。また、APFSDSに対しても成形炸薬弾と同じ要領で衝突することによって破断させ、貫徹力を大幅に減衰させられる。また、砲塔正面にはT-80Aの搭載していた「プロテハー」の改良型が搭載されている。

また砲塔には「バザーリトII」アクティブ防護システムを備えている。「バザーリトII」はハードキルタイプのアクティブ防護システムとソフトキルタイプのアクティブ防護システムを統合して開発されたハード/ソフトキルが可能なアクティブ防護システム「バザーリト」を改良したものである。本システムはミリ波レーダー、LIDAR、レーザー検知装置、赤外線検知装置、赤外線カメラを用いて敵の対戦車ミサイルやAPFSDSを検知する。レーザー検知装置によって敵対戦車ミサイルが照準に使用するレーザーを検知した場合は、非透過性の黒色のエアロゾルを散布するスモークグレネードを射出する。赤外線検知装置によって敵対戦車ミサイルが照準に使用する赤外線を検知した場合は、コード化された赤外線パルスを照射してこれを妨害する。さらに、ミリ波レーダーによって敵対戦車ミサイルを検知した場合は、高速で飛翔体を射出し、破片効果による迎撃を狙う。現状「バザーリトII」は1800m/sまでの飛翔体に対してかなりの防御効果を発揮することが可能となっている。

このほかにはIEDの無効化装置などを搭載しているといわれる。
機動力
エンジンは1500馬力へと強化されている。このエンジンはT-10に搭載されているものと同じエンジンである。多燃料対応型ディーゼル・ガスタービン複合エンジンは整備性・信頼性に劣るため、純粋なディーゼルエンジンを搭載したモデルも存在し、これらは主に海外部隊などの一部部隊によって運用されている他、各国に輸出を提案している。変速操向機には変速比を最適に制御できる油圧機械式無段階自動変速操向機を採用しており、これによって従来よりも後退速度が向上、前進と同じ速度で後退することも可能としている。

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